アニマルセラピーは本当にメンタル改善に効果的?oyumiの体験談
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ライター:oyumi
こんにちは!oyumiです。皆さん「アニマルセラピー」という言葉はご存知でしょうか?聞きなれている方も多いかと思います。実際、私もペットを飼っていました。そのことでどのような効果を得たのか、また、どんな困難があったのかなどご紹介していきます。
「アニマルセラピー」ってどんなもの?
「メンタルがまいってて、おまけに暮らしも退屈で、散歩をしてても楽しくないし、生活に癒しをくれるペットでも飼ってみようかな……」
なんて思ったことがある人も、少なくないのでしょうか?
(私がまさにこれでした。今も実家を離れると同じことを考えます。)
「アニマルセラピー」という言葉はご存知でしょうか。
最近はテレビやネットでも名前を聞くようになりました。
「アニマルセラピーとは、動物と触れ合うことで精神的・身体的に機能を向上させることにより、生活の質を向上させる療法のことを言います。」
引用:NPO法人日本アニマルセラピー協会
動物は見ているだけで癒されるし、触っている時なんて思わず笑顔になってしまう。
私は地元でイオンへ行くと必ず要もなしにペットショップに寄ってしまうくらいです。
アニマルセラピーという存在を知った時は「メンタルの安定や生活の癒しのために自分の生活に動物がいたらいいんじゃないだろうか」と考えるようになりました。
実際に動物と生活をしてみて変わったこと
そんな私ですが、現在実家で現在2歳になる犬を飼っています。犬が半年の時に迎えました。
まず、結論から言うと、私にとってペットを迎え入れたことはとても良い効果(「アニマルセラピー」)を発揮しました。
1散歩をしなくちゃいけないので毎日必ず外へ出るようになった。(一日に何分かでも外に出ることによって太陽の光を浴びたり、外の世界と触れ合ったりすることができるようになった。)
2親と喧嘩したりすると犬がすぐ空気を察知して震えてしまうので、犬の機嫌を気にするようになった(それがある意味障がいに振り回されて自分のことばかり考えすぎたりする時間が減った)
3言葉は通じないけど犬と会話することで1人でも声を出すようになった(声を出す、言葉を話すことでため込んでいたストレスを少しずつ開放するようになった)
4犬の世話があるため退屈な時間がとにかく減る!(退屈というのは何もしなくても感じるだけでストレスになりメンタルに悪影響を及ぼしていた)
犬を飼い始めてからは家族との会話が増えたり、やることができたことで、私だけじゃなくて母も父も以前より明るくなりました。
それから、自分より弱い存在を世話しなくちゃいけないという義務感がある意味では自分の弱い心に喝を入れてくれたのもあります。
朝夕はご飯をあげなくちゃいけないし、水も無くなったら取り替えないといけないし、たまにおもちゃで遊んであげないといけないし、散歩も行かなくちゃいけないし…意外とやることは多いし放っておくと犬も不満をアピールしてきます。
でも、友達が少ないし外へ遊びに行くことが極端に少ない自分にとってはいい遊び相手です。
一筋縄ではいかない…ひとつの命とともに暮らすということ
さて、ここまで「良いこと」を書きましたが、逆に「難しい・大変」と感じたことを書きます。
1不調な時はやるべきことを「やらなくちゃいけないけどやりたくない」と思ってしまってつらくなってしまう
2不調な時は自分のことで精一杯(体調のせいで犬の世話が十分にできない)
3犬は特にしつけが大変なので協力者なしで飼うのは結構難しい
4ペットが思い通りにならなかったり、やらなくちゃいけないことに追われて飼うことがストレスになると虐待してしまうケースも…
経験から、障がいのある人がペットを1人で飼うことは個人的にお勧めできないです。
理由としては、体調によって十分な世話ができなくなる時があったり、逆にストレスが溜まってしまうかもしれないからです。そのために家族の協力得ながら一緒に飼うと良いのではないかと思います。
ペットとの暮らしを経験してみて思うこと
「アニマルセラピー」とは言いつつも、私は「自分の病気を良くしてもらおう」という目的のためだけに飼われる犬はとても不幸かもしれないと感じています。
全ての動物が人にセラピー効果を与えてくれるわけではありません。やらなきゃいけないことが普段の暮らしから増えるのはとても良いことだと私は思っていますが、時にはそれが苦になることもあります。
そんな自分を責めて余計に何もできなくなってしまうなんてこともありうる話です。
特にうつを抱えている人は、こういう傾向があるのではないでしょうか。
それでも動物と触れ合うと癒されるのは本当だと思います。
飼うとなると色々と難しい点もありますが、動物に触れるというだけならペットショップや動物園に行ってみるのをお勧めしたいです。
あるいは、飼育が簡単な動物や生き物を飼ってみるというのも良いと思います。(温度管理が必要ない金魚やグッピーなど)
一時期グッピーを飼っていた時がありましたが、意外と愛着が湧いて自分自身も生きてる実感が湧いてメンタルがよかった記憶があります。
自分の負担にならない程度に動物に触れるということを暮らしに取り入れてみると、ちょっとは心にゆとりができるかもしれません!
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ライター oyumi
(名前 oyumi)1993年3月26日生まれ。高校1年生の時にうつ病になり、一時治ったもののその3年後に躁転し、双極性障害を発病。今はこうして時たま漫画やライターのお仕事を頂いてやらしてもらっています。
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