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みんなで作るバリアフリーマップアプリ「WheeLog!」イベントに参加してきた!

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ライター:maroemon

こんにちは!「まろえもん」です。
ゼネラルパートナーズに勤務し、様々な障がいを抱えながら日々生活しています。
車いすユーザー・内部疾患・聴覚障がい、簡単にこんな感じですが、障がいとうまく付き合いながら長年競技生活を継続してきた脳内筋肉アスリートです。もしかしたら、どこかでお会いしたことがあるかもしれませんね。今回は特定非営利活動法人PADM(遠位型ミオパチー患者会:代表織田友理子さん)が主催する「WheeLog!」イベントへ行ってきたレポートをお届けします!

「WheeLog!」とはなんぞや?

一言でいうと、「みんなで作っていくバリアフリーマップアプリ」です。
お店・エレベーター・スロープなどのスポット情報をみんなで共有しあっていく機能や、ユーザーがつぶやいた場所を地図上にどんどん追加していき、危険な場所や楽しい場所をみんなに知らせることもできるのです。

WheeLog!

はじまりは、本アプリのアイデアが数百団体の応募の中から「Googleインパクトチャレンジ2015グランプリ」を受賞したことでした。そして2017年5月に本格リリースし、その後定期的に開催しているイベントなどがメディアに紹介されたりと注目され続けているアプリなのです。
すごいですね!

「あらゆる場所の情報を集積し、地球上のすべてのバリアフリー情報を検索可能にすること」を最終目標にしている、車いすユーザーには期待大のアプリです。

「WheeLog!」公式ホームページ

イベントの内容とは?参加してみた!

2018年1月17日に「第3回みんなでつくるバリアフリーマップ 〜吉祥寺イベント〜」が開催されました。みんなでバリアフリーマップを作ろう!という企画です。
今回は50名の参加者が吉祥寺に集結。1月の寒い時期でしたが、親子連れの方も多くいました。驚きだったのが新潟・小田原・山梨・大阪からと、遠方からの車いすユーザー・健常者の参加者が多かったこと。全国の車いすユーザーから期待されてるんですね。
国土交通省の方や一般社団法人「WITH ALS」の武藤昌胤さんも参加されていました。

今回のイベントでは、年齢もバラバラな初対面の車いす初体験の健常者と車いすユーザーが、5つのグループに分かれ、ミッションを遂行するために吉祥寺の町へ繰り出しました。

各チームに与えられたミッションの内容とは
〇 色々な場所のバリアフリートイレ情報を投稿
〇 車いすでランチの場所に行って、実際に食べて投稿
〇 公共交通機関に乗ってバリアフリー情報を投稿
などなど、9つのミッションをクリアしていくというもの。
そして投稿数とポイントの集計で合計点数が多いチームが勝ち!となり、素敵なオリジナル商品がチームに贈呈されるという企画です。

ビンゴ

まろえもんが参加したチームはまぜこぜチーム!すべてのチームが健常者と障がい者がまぜこぜで健常者は1日手動車いす体験をします。電動車椅子ユーザー1名・手動車椅子ユーザー1名そして歩行者2名の5名で出発。全てのミッションのクリアは難関ですが、まずは「楽しく」そして普段は気づかないバリアフリーを体感してもらえたらいいな!という事が目的だったのではないかと、まろえもんは思います。

さて、ここでイメージしてみてもらいたいことがあります。
皆さんはすぐに想像がつきますでしょうか?
例えば電動車椅子1台・手動車椅子1台・健常者3名でさあランチ!どこに行こう!?となった場合、どんな困難があると思いますか?
例えば、大型ショッピングモールであればどうでしょうか。多くがバリアフリーになっている場合が多いので、ある程度すんなり入店できるかもしれませんが、日曜日の昼時に行ったら?ショッピングモールのフードコートはとても混雑していますよね。混雑の中を車椅子で通ることの大変さ、やっとこさ注文をして、さて食事にしよう!となった時にあらわれる車椅子には高すぎる(または低すぎる)テーブル…色んな問題が勃発しちゃうのです!安心して、楽しくご飯を食べるということ、たったそれだけが難関なのです。ほかのグループではランチ難民が続出したとか、しないとか。

ということで、まろえもんのグループは吉祥寺でショッピングモールを避けたお店でランチをしました。

ランチ

完全バリアフリーではありませんが、お店の方の心使いヒトツ、お店の工夫ヒトツで車椅子3台が入店できました。
通路が少し狭かったら食事中のお客様にお声がけして一旦立ってもらったり。
ベビーカーは全て畳んで指定場所に置いてもらうなど、狭いスペースでも気持ちよくランチが楽しめました。
自然に笑顔で「ありがとう!」って言えますよね。
「すいません」ではなく「ありがとう!」というほうが、気持ちいいですよね!

アプリの「つぶやき」機能を利用しながら、ほかのグループが何処に行っているか、何を食べているかを検索できるのも「WeeLog!」ならではの機能です。

そして、車椅子ユーザーにとって一番大事な「トイレ情報」これを掲載するのも
今回のミッションの一つでした。
吉祥寺の街のユニバーサルトイレが、イベント中にたくさんUPされましたよ。

ミッションの時間が終わり、続々と参加者が全員帰ったところで、グループごとにディスカッションタイムが始まりました。
このディスカッションタイムでさらに親睦は深まり、普段気づかなかった段差のこと
トイレのこと、お店のこと、たくさんの「気づき」が発見されます。

例えば具体例をあげてみると、「トイレの作り」
ユニバーサル(多目的)トイレが女性側・男性側に設置されているケースでは、介助者が異性の場合、非常に入りにくいまたは入れない…という事があります。
最近のショッピングモールでは女性側・男性側の真ん中や別の場所に作るなどの、配慮がなされ異性の介助者でも入れるようになりました。

お店について私たち車椅子ユーザーは事前調べを念入りにしますが、健常者チームはやはりそこまで気づかないので、入口の段差や内観・外観などネットで入念に調べますよ。と話すと驚いていました。

それをグループ単位で発表していき、どんな困難があったか、どうやって乗り越えられたのか、感じたことなどを共有し有益な時間になりました。

「WheeLog!」のイベントに参加して

グループによって車椅子の台数や、種類も違うと行く場所も違ってきたり…と面白さと発見がいっぱいでした。
特に今回の一番の収穫は、健常者・車椅子ユーザーのまぜこぜでの街歩き。
一緒に街を歩く、それだけで発見はたくさんあったと思います。

街歩き

さらに、一緒に食事をする、公共交通機関を利用することで数センチの段差、一段の階段でもあきらめなければならない場所がたくさんあることにあらためて気づかされます。
そうしたバリアに対し、外出をあきらめるより、ポジティブに「WheeLog!」のようなアプリやネット情報を上手に活用していけば、私たち車椅子ユーザーだけではなく、全ての人たちの外出がHAPPYになるのではないでしょうか。

次回、開催予定は4月中旬予定です。みなさんも都合が合えば参加してみてはいかがでしょうか?

WheeLog!公式HP

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ライター maroemon

車いすユーザーであり、聴覚・視覚・内部疾患も兼ね合わせる。 ジョブコーチまたアスリートとしての経験を活かし現在はゼネラルパートナーズの企業アスリートとしてまた知的障がい・発達障がい専任カウンセラーとして日々当事者と同じ目線で向き合って課題解決に取り組む毎日である。

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