【漫画連載】聴覚障がいなんて苦にしない!ケンイチローの世界放浪記2
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ライター:ケンイチロー
皆様こんにちは!ケンイチローです!2009年、鼻血まで出した不安だらけの日を乗り越えて無事に台湾に来ることができました!夜に着いたのであまり時間はなかったのですがとても楽しかったです!
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の手話は世界共通ではありません。手話は英語で「Sign Language」といい、外国語手話にはアメリカやカナダなどで使われている「American Sign Language(ASL)」や台湾の手話「Taiwan Sign Language(TSL)」などがあります。
上の漫画に出てくるオーストラリアから来たろうガールズたちはオーストラリア手話「Australian Sign Language」を使っていたのかもしれません。ASLとオーストラリア手話は同じ英語圏でも表現に違いがあります。もしかしたら国際手話を使っていたのかもしれません。
国際手話というのは国際交流を行う際に公式に用いるために作られた手話です。世界ろう連盟やデフリンピックをはじめとするろう者の公的な国際交流の場でも使われています。
しかし、日本の手話しかできないケンイチローには、外国のろうガールズが話してくる手話がオーストラリア手話なのかも国際手話なのかも分からず交流が難しかったのです。これをきっかけに外国の手話を勉強したいなと思ったのでした。
次回は台湾2日目。ケンイチローはデフリンピックを観に行きます。ケンイチローはその時何を見たのか?乞うご期待。
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ライター ケンイチロー
1984年生まれ。仙台在住。3歳時に両耳難聴が判明してから日本語を習得した。障害者手帳6級の聴覚障がい者。聴力は両耳約70デシベル。口話と手話を使う。現在はイラストなどグラフィックや似顔絵の仕事をしている。外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう。読書や旅が大好き。私の話が読者の役に立てれば嬉しい。
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