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ハクナマタタ!心配ないさー!『ライオンキング』を観劇

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ライター:maroemon

こんにちは!メディア116@まろえもんです。
あの劇団四季に潜入取材してきました!メディア116らしく当事者目線で観劇についてユーザーの皆さまに前編・後編の2回に分けてお届けします。後編は劇団四季ディズニーミュージカル『ライオンキング』を観劇した、それぞれの障がいをもつ三人のレポートと思い出の画像を中心とした内容予定です。

今回は強力なメンバーで挑みました!

視覚障がいの石井健介さん、普段はダイアログ・イン・ザ・ダークのスタッフとして活躍しています。
ガイドヘルパーの健常者の秋山さん。
そして、聴覚障がいの松森果林さん、ユニバーサルデザインコンサルタントとして音のない世界と音のある世界をつなぐ橋渡しを様々な場所で展開しています。
車いすユーザーのまろえもん。
この違う障がいを持ち合わせた三人が、劇場でディズニーミュージカル『ライオンキング』を観劇し何を思い、どんなことを感じたのかレポートしていきます!

最寄駅は東急大井町線またはJR大井町からスタート

東京臨海高速鉄道りんかい線からもアクセス可能です。
大井町駅に到着するとすでに劇団四季のフラッグがお出迎え。
駅までの道のりは10分程度ですがウキウキしますね。
車いすユーザーや下肢障がいの方には注意です!
行きはゆるやかな下り坂ですが帰りは上り坂となり少々シンドイのでお友達やご家族にヘルプしてもらうのがお勧めです。

詳細なアクセスはこちらから

https://www.shiki.jp/theatres/gr/natsu/accessguide.html

いよいよ劇場に到着です!

ライオンキングは積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]で上演中です。
隣には『キャッツ』を上演中のキャッツ・シアターもあります。
ぉおお!いきなり階段!
大丈夫です、安心してください。
ちゃーんとスロープがあります。ちょっと長めなのでこちらもお手伝いがあるといいかもしれません。
入り口には『ライオンキング』の看板がお出迎えです。
もう、これだけでテンションがあがります。
チケットカウンターの高さは車いすでもコミュニケーションは可能な高さでした。

劇場内へ潜入です。

まずはトイレからチェックです。
一般のトイレは、トイレが連なった形式で上にあるサインボードで空室か使用中かが一目瞭然でわかります。
入り口と出口が別々なので混雑を避けられますね。
さて多目的トイレは、どのような感じなのでしょうか。
こちらの劇場では多目的トイレは1階にあります。
引き戸でベビーシートのみ。充分な広さではありますがユニバーサルベッドの設備はありません。

字幕グラス(多言語字幕)で『ライオンキング』を観劇

聴覚障がいの松森さん、字幕グラスを借りて観劇することにします。
こちらの字幕グラスは英語/韓国語/中国語(簡体字・繁体字)/日本語に対応しています。
受付時にボードを使いながら視覚的に説明を受けます。
最後に質問はありますか。という問いに質問をする場面。
そこは筆談で対応となりましたが、中々双方の思いが伝わらず難航した場面もありました。
筆談で伝えること、要件を短い言葉で丁寧は言い回しではなく分かりやすくがポイントですが、いざとなると難しいですね。
字幕グラスを装着するとこんな感じです。

字幕グラスの詳しい貸し出しについてはこちら

https://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/031063.html

『ライオンキング』のグッズは盛りだくさん!

観劇にきたら、『ライオンキング』の記念グッズを購入してはいかがでしょうか。
ダルマやブランケット、お手頃価格のタオル。
気になるのは、購入するときの台の高さです。
高さだけで言えば問題はないのですが、混雑していた場合は商品の品定めや支払いが大変だな。と感じました。
少しでもストレスを軽減するために支払いはカードで行いました。

劇場内の車いすスペースはどうなっているの

劇団四季の専用劇場には、各劇場に車いすスペースが用意されていますが劇場により広さ等がことなります。
今回は、四季劇場[夏]についての車いすスペースをご紹介します。
1階席の一番後ろの舞台に向かって左側にスペースがあります。
スペースには車いすが2台おける形となっています。大きさによって置ける範囲はことなりますが、手動や簡易電動であれば2台可能です。
同伴者は、当日空席があれば隣でパイプ椅子に座っての観劇が可能です。
(S1席料金となります。劇場によって料金は異なります。)
一番後ろとはいえステージはとても近く感じられました。
また、席への移動が可能な方は、座席近くまで車いすで移動し観劇できる席もあります。
休憩時・終演時には劇場クルーの方が席まで車いすを持ってきてくれるので安心です。

チケットは劇団四季予約センターで購入しましょう!
オペレーターの方が観劇に際する相談にのってくれ、当日の観劇がスムーズとなります。
(障がい者割引等制度はありません。)

他、詳細の料金はこちら
お問合せ先はこちら
劇団四季 予約センター 0570‐008‐110(10:00~18:00)

多様なニーズに対応します。

発達障がいや聴覚過敏がある、子供が喋りだしてしまう。それでもミュージカルを楽しみたい。
そんなときは「親子観劇室」の利用を相談してみてはいかがでしょうか。
広さ的にはストレッチャーも入るお部屋でした。ただし数段の階段があります。
こちらのお部屋は防音設備か完備されてはいないので、声が大きい場合などはロビーへのご案内になることもあります。

親子観劇室についてはこちら

https://www.shiki.jp/theatres/family_service/#family_kangeki

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ライター maroemon

車いすユーザーであり、聴覚・視覚・内部疾患も兼ね合わせる。 ジョブコーチまたアスリートとしての経験を活かし現在はゼネラルパートナーズの企業アスリートとしてまた知的障がい・発達障がい専任カウンセラーとして日々当事者と同じ目線で向き合って課題解決に取り組む毎日である。

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