インフルエンサーがミライロハウスで未来を体験!
この記事を共有
ライター:Media116編集部
こんにちは、media116編集部です。
7月1日(水)に丸井錦糸町店に、日本初のDiversity&Inclusionに関する情報発信と交流の拠点をオープン!
今回、車いすインフルエンサーの中嶋涼子さんが「ミライロハウス」を徹底取材!
様々な初体験の中でアイデアや気づきが生まれました。
ミライロハウスとは
「ミライロハウス TOKYO」は、Diversity&Inclusionに関する情報発信と交流の拠点となり、多くの方々のライフスタイルをアップデートする“きっかけ” となる場所を目指しています。
国や企業が、ダイバーシティ&インクルージョン社会の実現に向け、様々な取り組みを進めている現在においても、新たに開発された素晴らしい製品、学びの講座も、その多くは必要とする方にまで届いていません。
また、テクノロジーの発達は、新たな機会を創出しますが、 その一方で、“リアルの場”でしか生まれないことがあります。
人と人の交流や対話によるアイデアや気づきによって 問題が解決されることも少なくありません。
そんな想いで丸井錦糸町に「ミライロハウス」がオープンしました。
ミライロハウスでどんなことができるの
① ふれる~製品・サービスの体験やレンタル
② つながる~交流会・相談会・イベント
③ 学ぶ~各種セミナー・講座・研修
④ 創る~ワークショップ・座談会
ミライロハウスで体験!
ミライロハウス内の展示物を車いすインフルエンサーの中嶋涼子さんが体験!!
ミライロハウスでは、視覚障がいのある方や外国の方向けにアクセシブルコードによる商品説明も行っています。
「みんなのくつした」ユニバーサルデザインソックス 3種類
様々な創意工夫の1足、一足。3種類のバージョンを展示。
触ってわかるサイズ印を足底に編み込み、1本印は22~24cm、2本印は24~26cm。
ゴムを使用せず、伸ばしやすいリブ編みを用いて履き口をサポートするソックスもあり、嫌な締め付け感がないのが特長です。
中嶋さん、商品を履いてみました。こちらの商品は、お好きな商品を1足サンプルとして持ち帰り、実際に生活で試して素材感や質感を堪能することができます。
視覚支援デバイス:OrCam MyEye2
見たいものを指さすだけ!文字を読み上げたり、人の顔や物、紙幣、色を音声で知らせてくれる優れもの!見たいものを指さすか、本体に指で触れるとカメラが起動し、撮影した画像を音声で説明します。配線・Wi-Fi環境は不要です。簡単に文字情報や人の顔や物、紙幣や色の認識が出来ます。読み取った情報は音声で知らせます。
中嶋さん「これ、すごい!!」「晴眼者の自分にもあると便利な1台ですね。」と感動と驚きの表情でした。
https://www.orcam.com/ja/myeye2/
立体プリンター:EasyTactix
見た目は普通のプリンターですが、簡単な操作で点字・立体イメージが印刷できます。
WordやExcelで作成したテキストを点字に変換でき、図の部分は立体に浮き立たせて印刷します。独自開発の専用ペーパーの裏面をサーマルヘッドが加熱、ペーパーにコーディングされた微細熱発砲カプセルが膨らみ立体化し、点字が形成され、このように触感豊かな仕上がりになります。
点字作成キットを使って 、ご自身の名刺にも実際に点字を打ってみました!!中々の出来栄えです!
着脱式電動アシストユニット:SmartDrive
SmartDrive初体験の中嶋さんです。
手動車いすに簡単に取り付けられる着脱式電動アシストです。さらに新しいSmartDrive MX2+にはリストバンド型のプッシュトラッカーを利用したモードが追加されました。プッシュトラッカーを利用することで、漕ぐ力が弱い方や坂道などでも簡単にアシストしてくれます。
実際にSmartDriveを装着し、丸井錦糸町から外へ行ってみました。
メーカーのアドバイザー付帯のもと、中嶋さん習得が早いですね!!
「きもちいーーー!!」と爽快に駆け抜けていきました。こちらのSmartDriveはミライロハウスで今後レンタルを行う予定です。
レンタルの際はミライロハウスのスタッフがご自身自走式車いすへのスマートドライブの設置、レクチャーしてくれます。
障がい状況・天候等でレンタルが難しい場合もありますのでご了承ください。
https://permobilkk.jp/products/smartdrive
ミライロのHAPPYな取り組み
ミライロハウスにはミライロ選任スタッフが常駐。不定期ではありますが、車いすユーザーの学生スタッフ、また代表取締役社長である垣内氏が自らスタッフとして勤務する日もあるとのこと。
● 自分とは違う視点に立ち、行動するための研修、ユニバーサルマナー検定
● 私の行けたが、明日の誰かの地図になる、バリアフリー地図アプリ:Bmaps
● コミュニケーションのバリアを解消する、情報保障サービス:ミライロ・コネクト
● 障害がある人の移動や生活をもっと便利に、もっと自由に。障がい者手帳アプリ:ミライロID
の説明を伺いました。
今まで知らなかったこと、今日ここで知ることでライフスタイルが更に便利になったのではないでしょうか。
まとめ
ミライロハウスのスタッフからこんなお話を伺いました。
「障害当事者同士のつながり」「企業と障害者の窓口」
「障害者 が情報を得る窓口であってほしい」
たしかに、いままで気軽に駅前でこのようにユニバーサルな空間はなかったな。と感じました。
しかも、夜間も週末もオープンしている!というのが嬉しいポイントでした。
駅前のファッションビルの中なので、福祉に興味関心がなかった人も気軽に立ち寄り何か発見できる場所ではないか。と感じました。
ミライロハウスでは、今後はイベントも開催していくそうです。詳細はHPまで。
★コロナウイルス感染予防対策について★
media116ではソーシャルディスタンスを保ち、取材の際には検温・消毒・フェイスシールド着用しています。
通常時・移動中はマスクの着用。
フェイスシールド提供元:J-Workout株式会社
https://www.mirairo.co.jp/mirairo-house
この記事を共有
ライター Media116編集部
障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。
- ブログ
- 公式HP
- https://www.media116.jp/
おすすめ記事
-
2024年8月30日
一つじゃない 第22回
-
2024年8月9日
年越しスリランカ旅byチョイノリ
-
2024年7月24日
一つじゃない 第21回
-
2024年7月19日
脳性まひのある私が、重度訪問介護の利用で一人暮らしをして、はじめてコンビニに行った話
-
2024年7月4日
一つじゃない 第20回
-
2024年6月25日
インドの食文化と日常生活
-
2024年6月4日
山梨県から届いた嬉しいニュース!「難病者の働く」が世の働き方を変える
-
2024年5月10日
インド旅の1日紹介
-
2024年3月22日
「見えない障害」を伝えるために、当事者の声を冊子にする言語聴覚士・多田紀子さん
-
2024年2月16日
趣味も美容も仕事も「やりたいことを犠牲にしない」。当事者に聞いたセルフ透析のメリットとは
-
2024年2月9日
フィンランド大使館主催の映画『ブラインドマン』上映記念レセプションに参加しました
-
2024年2月1日
障害者は単独行動しないもの? 時代遅れの鉄道の障害者割引
-
2023年12月25日
一つじゃない 第18回
-
2023年12月8日
インドの障害者施設inコルカタ(障がい者自転車放浪inインド編④)
-
2023年11月24日
海外へ渡った車イスの男性が出会ったオリーブオイル。その販売に挑む理由とは