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【必勝版】面接で好印象を与える話し方!

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ライター:ヒラノオツボネ

こんにちは!元キャリアアドバイザーの「ヒラノオツボネ」です。これまで人材紹介会社にて健常者・障がい者両方のサポート経験があり、通算200名以上の方の就職決定に貢献してきました。
今回は「いかに面接で好印象を与える話し方ができるか?」というお話です。面接って、どうしても緊張したり不安になったりしますよね・・・。私も何度か転職をしてきた身なので、よくわかります。でもそんな時こそ、このポイントを押さえて面接を突破しましょう!

社会人の基本!まずは敬語をマスター

皆さん、敬語はしっかり使えていますか?謙譲語と尊敬語がごっちゃになっていたりしませんか?
例えば「○○様は××をしておられます。」「おる」というのは実は謙譲語です。正しくは「いらっしゃいます。」です。このような細かいところでも、しっかりとした社会人なのかどうかが見られています。
そして「二重敬語」にも気を付けましょう。「○○様が先ほどおっしゃられていました…」「おっしゃる」と「~される」の敬語を重ねて使ってしまうパターン。(正解は「おっしゃっていました」です。)
日常で間違った言葉遣いは溢れています。しかし、面接の場できちんとした言葉遣いができないと「社会人としてどうなの?」と思われてしまうかもしれません。敬語というのは相手を敬い、誠意を表す言葉です。使い方を間違えないよう、面接の前にさらっとでいいので、復習してみてはいかがでしょうか?

good

第一印象は3秒で決まる!挨拶で好印象を与える

声の大きさは少し大きめに、声のトーンはワントーン高く、笑顔でゆっくりハキハキ話しましょう。
そうすることで爽やかさと自信が伝わります。
第一印象は3秒で決まると言われています。そして、その後の印象を覆すのは非常に難しいと言います。つまり、第一印象さえキメてしまえば、ある程度その後がスムーズになるということです。

笑顔

「メラビアンの法則」というものをご存知ですか?カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授であるアルバート・メラビアンが研究し、法則化したものです。

言語情報(Verbal:7%):話の内容、言葉そのものの意味
聴覚情報(Vocal:38%):声の質・速さ・大きさ・口調
視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線

「メラビアンの法則」ではなんと話の内容は7%しか相手に伝わらないというのです。そして、話の内容よりも声の質や話す速度、声の大きさ、口調などで判断されるという結果が出ています。そして何より大事なのは「視覚情報」です。
笑顔でゆっくりハキハキと、この挨拶が面接の中で一番のキモになってくるのかもしれません。それほど重要なのです。

全員に目配せを!目を見て話す大切さ

「基本中の基本じゃない」そうおっしゃる方も多いと思いますが、実際できていますでしょうか?
障がいの特性上、目を合わせることが苦手でどうしてもできない、という方は、伝えたい大事なところはしっかりと目を見て話し、他の時間は相手のネクタイの結び目をみていてもOKです。
そしてなかなか皆さん難しいとおっしゃるのは、面接官が複数人いる場合。
質問をされている面接官にだけ話すのではなく、全員に目配せを!もしかしたらキーマンは質問をしている人ではないかもしれないのです。配分の目安としては、一文ごとに目配せをする相手を変えると良いでしょう。せっかくの面接ですから、1人だけではもったいない。全員に好印象を与えましょう。

空白は敵ではない!「0.5秒間の沈黙」を意識して話す

スラスラと流ちょうに言葉が出てくる方はなかなかいません。スラスラと話せればそれはそれで良いのですが、その話がもっと面接官の印象に残るためには「0.5秒間の沈黙」があると良いです。
「~です。」「~ました。」一文ごとの終わりに、すぐに次の文に入らず一呼吸おきましょう。
例えばこんな感じです。
「~でした。(スーッと息を深く吸い込む)そして、~では…」
息を「深く」吸い込んで次の話をすることで、発声も自然と良くなります。
答えづらい質問がきた時、よく「えーと…」「あー…」などと言ってしまうかもしれませんね。「沈黙」はこんな時にも使えます。まず「~を教えてください。」と面接官が言います。そしてあなたは「はい。」とだけ答えてください。そして1秒~3秒間で考えをまとめ、話始めるのです。

ワンポイント

障がいの特性上、考えるのに時間がかかってしまうという方は焦らずきちんとまとめてから話しましょう。「沈黙」というのは必ずしも悪いものではありません。適度に空白があるくらいの方が会話のバランスが良くなるケースがあります。
事前に準備したことを全て出し切る必要はなく、「伝えたいことの中で優先順位の高いこと」をきちんと伝えられれば十分なのです。焦らず、心持ちゆっくりめにお話しされることを心掛けると気持ちに余裕ができることでしょう。

最後に…360度どこから見ても美しい「見られ方」で

姿勢は綺麗ですか?面接しているうちに、話す内容を考えることだけに集中してしまい、知らず知らずのうちに姿勢が崩れてしまっていた!なんてことにはならないよう注意しましょう。
椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして座りましょう。姿勢がだらけていると発声も悪くなり、「自信なさそう」という印象が面接官に強く残ります。
また、人は緊張をすると髪を触ったり、顔に触れたりしてしまうものです。しかし、ボディーランゲージをする時以外、手は必ず膝の上。
もじもじ、くねくね、そわそわせず、「さあどうぞ私の話をきいてください!」と言わんばかりにドンと構えていればいいのです。その自信に満ち足りた姿勢に面接官も好印象を受けることでしょう。

ここまで読まれてみていかがでしたか?面接を攻略できそうでしょうか?また随時面接対策についても書いていきます。面接頑張ってください!

必勝

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ライター ヒラノオツボネ

これまで一貫して人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきた人材一筋のオツボネ。ゼネラルパートナーズではキャリアアドバイザーとして身体障がいのある方のサポートを経験した後、精神障がいのある方のサポートに従事。現在はMedia116のライターとして仕事系記事を執筆中。

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公式HP
https://www.atgp.jp/

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