【精神障がいのある方へ】最近気持ちが重くて会社を休みがち・・・そんな時どうする?
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ライター:ヒラノオツボネ
みなさんこんにちは!ヒラノオツボネです。梅雨の季節になり気分もどんより…季節的なモノだけでなく、気圧の変化も体調に関係していると言われていますね。最近体調は大丈夫ですか?今日は精神症状が重くあらわれて会社を休みがちになってしまっている、という方へ対処法をお伝えします!
体調が崩れそう、と感じたらまずはいち早く上司・人事に相談
ポイントは体調が「崩れてから」ではなく体調が「崩れそうになったら」即相談することです。
精神障がいのある方の多くは頑張りすぎてしまう傾向があるので、「まだ大丈夫…」そう思わず、早めにSOSを出しましょう。体調が崩れてからでは会社側も対処ができないことが多いですが、体調が崩れそう、ちょっと厳しくなってきた、そう思った時であれば会社側もあなたに寄り添って一緒に改善策を考えることができるのです。
「まだ少しやれそうな段階で相談しても迷惑かもしれない」「精神障がいだからストレスに弱いと思われるのが嫌」そんな思いは頭から消してしまってOKです。会社側も早めの相談を望んでいるのですから。
また、精神障がいのある方は特に事前の「相談体制」ができていると良いです。入社したらまず、体調が崩れた時に誰に相談すればいいか、困った時には誰に相談すればいいか、など先輩・上司・人事…誰に相談すべきか「レポートライン」を知っておきましょう。そうすると突然の体調不良でも迷わず相談できますね。
休んでいても体調の報告を毎日する
休んでいる日でも、体調のホウレンソウは欠かさないようにしましょう。
会社側には「安全配慮義務」というものがあり、社員が安全に働けるように配慮しなければならないという義務があります。それは物理的なものや身体的なものだけではなく、メンタルヘルスでも同様に発生します。
そのため、会社側もあなたの状態をきちんと把握して、適切な対応を取りたいと思っています。何が原因で体調を崩したのか?季節的なものなのか、プライベートのことなのか、仕事上の何かがきっかけなのか…様々だと思いますが、もし仕事上の何かがきっかけである場合は上司・人事どちらでも話を聞いてくれる方に正直に話してみましょう。
相談の仕方は、あれが嫌なんです、これができないんです…ではなく「早く仕事に復帰したいのですが、○○という点がどうしてもひっかかってしまっていて、改善したいと思っています」など前向きに復帰の意向を伝えましょう。
本人・会社・かかりつけの医師の三者連携を
不調を感じたら早めにかかりつけ医に相談しましょう。また、もし一歩遅かった…という場合でも必ず病院には行きましょう。症状が重く、自力で病院に向かうのが厳しい場合には、無理はせず身近な人に付き添ってもらい安全確保をした上で通院しましょう。
ここで大事なことは、病院に行く前に上司や人事と話をして、会社側として医師に聞きたいことはないかヒアリングすることです。「今からかかりつけの病院に行ってくるのですが、(上司・人事)さんから医師に確認しておきたい事項などございますか?」と聞いてみましょう。
会社側としてもあなたの症状や今後についてなど、どのように対処すれば良いかあなたのことを一番よくわかっているかかりつけ医の判断を聞きたいということもあるからです。例えば業務量が多く体調を崩してしまった、と言った場合、医師の判断を聞き今後どのようにマネジメントをすれば良いか上司の方でも考えるためのひとつの要素になります。
復帰後、体が慣れるまでは80%のパワーで仕事をする
お休み明けからの出勤は、「リカバーしなくちゃ!」といつも以上に張り切ってしまうことがありますよね。しかし、頑張りすぎは禁物です。体調を第一に考え、また休んでしまうことがないよう努めましょう。
その一環として、体が慣れるまでは「80%のパワーで仕事をする」のが良いです。
「そんなこと言ってられないよ!休んでいて仕事が山積みなんだ!」そうおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、120%のパワーで山積みの仕事をこなしてまたメンタルダウンしてお休みしてしまうよりは80%のパワーで時間をかけながらでも少しずつ自分のペースを戻していくほうが有益ですよね。
休んでしまっても必要以上に自分を責めない
「周囲に迷惑かけちゃったな・・・申し訳ないな・・・自分はいつも迷惑をかけてしまう」休んでしまった日にはそんな思いもあると思います。しかし、今は心と身体を休めることが第一です。復帰したら「ありがとうございました、ご迷惑をおかけしました」ときちんとお礼とお詫びを述べて周囲やその人が大変な時に率先して手伝ってあげるなど、長い目で見て恩返しをしてあげればいいのです。長い社会人人生、「お互い様」の気持ちでいましょう。
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ライター ヒラノオツボネ
これまで一貫して人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきた人材一筋のオツボネ。ゼネラルパートナーズではキャリアアドバイザーとして身体障がいのある方のサポートを経験した後、精神障がいのある方のサポートに従事。現在はMedia116のライターとして仕事系記事を執筆中。
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