ランチタイムにストレスマネジメント講座~1日目 ストレスって何?~

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ライター:Media116編集部

最近、会社の後輩のK君が元気ない。明らかにストレスを抱えている様子。そこでランチ時に会社近くのス○バに連れ出し、話を聞いてみることにした。

私)最近どうしたの?明らかに元気がないみたいだけど。何かあった?

K君)実は、こないだうっかりミスをして上司のTさんに怒られて、それ以来ずっと寝てもさめてもブルーなんです。また同じようなミスする気がして何やっても自信なくて、、、Tさんからも信用なくしたと思うし。

私)そうなんだ、でもミスしたのはその1回だけでしょ?TさんもK君のことそんな風に悪く言ってること聞いたことないけどなー。

K君)いや、きっとそうに違いないんです。ストレスでつぶれそうです。。仕事辞めたいです。

私)なかなか重症だね、、、、。ところでK君、今ストレスでつぶれそうっていったけど、ストレスに対処する方法「ストレスマネジメント」って知ってる?

K君)ああ、なんかコンビニにそんな本がささってました。ストレスを無くすって感じかなー。

私)紙とペンある?順をおってカンタンに説明してあげるよ。

「ストレスマネジメント」とは?

私)まず最初に言っておくけど、ストレスマネジメントとは、カンタンにいうと「ストレスに適切に対応する方法」 のこと。ストレスを無くしたり、ストレスと闘ったりするのではなく、ストレスと上手に付き合っていく、ということをいうんだ。

K君)そうなんですね。どうやって付き合っていくんです?


そもそも、ストレスって何?

私)まず、そもそもストレスとは何かってところから話そう。例えば今回の場合、TさんがK君を怒っている。絵で書くとこんな感じ。



K君)いや、Tさんこんなヒドイ人じゃないですよ。。

私)あくまでイメージなので(笑)。でもストレスって大きく2つの要素から成り立ってるんだよ。これは誰にでも共通な反応で、絵に描くとこんな感じ。ストレス要因(ストレッサー)は、その名のとおりストレスの要因となるものでストレス反応を引き起こす刺激そのものだね。刺激に対して反応し、歪みを起こした状態のことをストレス反応というんだ。



K君)ストレスの要因と、それに対する反応かー、なるほど。じゃあ対応方法教えてください!

私)まあ、あわてずに。その前にストレス要因とストレス反応に具体的にどんなものがあるのか説明するよ。


ストレスの種類と反応

私)じゃあストレス要因とストレス反応の具体例を教えるよ。ストレスの感じ方は人それぞれなので、自分がどんな時にストレスを感じやすいのかを見つける手がかりにもなるから。

K君)お願いシマス!

私)まずストレス要因だけど、大きく「物理的」「生物的」「化学的」「精神的」の4つの要因に分けられる。



K君)なるほど、でそれぞれはどんなコトを指すんです?

私)それぞれの要因について、具体的に言うとこんな感じだね。

【ストレス要因】
(1)物理的な要因
気温(温熱・寒冷)、気圧(高圧・低圧)、湿度(乾燥・多湿)、騒音、照明、振動、空気汚染、酸素欠乏など。

(2)生物的な要因
病気、過労、睡眠不足、怪我、妊娠、栄養不足など。

(3)化学的な要因
タバコ、アルコール、薬物、食品添加物、化学物質、有機溶剤、金属など。

(4)精神的な要因
職場・家族・親戚・近隣住民・友人との人間関係、大切な人の死や病気、経済的な問題、環境の変化、業務量、勤務時間、ノルマ・目標、責任・役割、自尊心が傷つくこと、失敗や挫折など。

K君)なるほど。こう見るとストレスの要因も色々ですね。

私)そうなんだ。一言でストレスといっても要因もさまざま。何が要因か把握できたら対処もしやすいよね。

K君)確かにそうですね。

私)じゃあ次はストレス反応。こっちは「精神面」「行動面」「心理面」の3種類。

【ストレス反応】
(1)精神面
体重が増える、体重が減る、疲れやすい、だるい、冷え、のぼせ、むくみ、震え、発汗、発疹、脱毛、めまい、貧血、動悸、息切れ、過呼吸、喘息、口内炎、頭がボーッとする、頭痛、肩コリ、耳鳴り、耳の痛み、胃痛、腹痛、腰痛、便秘、お腹を下す、頻尿、膀胱炎、生理不順など。

(2)行動面
食欲がない、食べ過ぎ、食事のかたより、特定のものを食べたくなる、吐く、お酒の量が増える、タバコの量が増える、寝つきが悪くなる、起きられない、不眠、過眠、眠りが浅い、集中力の低下、ミスが増える、ため息が増える、独り言が増える、声が小さくなる、声が大きくなる、口調が変わる、部屋が汚れるなど。

(3)心理面
無気力になる、憂鬱になる、人と関わりたくなくなる、無表情になる、さみしくなる、悲しい、不安、人恋しい、緊張、興奮した状態、落ち着かない、怒り、イライラ、攻撃的、感情的、焦燥感など。

K君)ストレスに対する反応もこれまた色々ですね。

私)うん。ストレスを自分で自覚できている場合とそうでない場合があるから、いつも自分の心と体と対話して、自分の状態を把握しておくことが重要だね。


聞きなれない言葉「コーピング」って?
私)ストレスマネジメントについて語る上で、必ず出てくるのが「コーピング」というワード。これはズバリ、ストレスへの対処方法のこと。ストレスコーピングには、ストレス要因に働きかける「問題焦点型」と、ストレス反応に働きかける「情動焦点型」の2タイプがあるんだ。



K君)アプローチ方法が違うわけですね。

私)そういうコト。具体的に言うと下記のような感じだね。

【問題焦点型コーピング】
ストレス要因に対し、「原因は何?」「どうしたらうまくいく?」と問題を明確にしていって、「考え方を見直す」「状況を変える」といったことで要因を取り除いたり、それが難しい場合、出来ない場合は別の解決策を見つける、という方法。

【情動焦点型コーピング】
ストレス反応に対応する、いわゆる「ストレス解消」をすること。気分転換をして落ち込んだ気分を忘れるとか、リラックスできる環境に行ってみたり、という方法。

私)ストレスがどういったものか、ケースバイケースで対処方法は変わると思う。

K君)確かに変わってきそうですね。

私)いずれにせよ、「自分の考え方のクセ」を知っておくと、自分の考えを冷静に分析できてストレスを軽減しやすくなる。思考にはパターンがあるんだ。

K君)そうなんですね。教えてクダサイ!

私)おっと、もう12時55分だ。会社戻らないと。続きは明日ね。

K君)カンタンに教えてくれるっていったのに。。。残念、明日よろしくおねがいします!

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