ヘルプマークが入手できない、そんな方へ ~ヘルプマークの作り方~

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ライター:Media116編集部

昨年、ツイッターなどがキッカケでネットで話題になった東京都の「ヘルプマーク」。都内の交通機関などで目にする機会も増え、神奈川県や大阪府、京都府、青森県などの他の都道府県でも導入しはじめており、徐々に浸透しつつある状況です。それ自体は喜ばしいコト以外の何ものでも無いのですが、実はこのヘルプマーク、人によっては入手が結構大変だったりします。

と思っていると、拡散希望のツイートで「ヘルプマークの作り方」なるものが流れてきました。

「ヘルプマークって自作でもいいの??」

早速、東京都のサイトでヘルプマークについて調べてみると・・・。

ヘルプマークとは?

すでにご存知の方も少なくないとは思いますが、「ヘルプマーク」について改めて概要を説明します。(写真が暗くてスミマセン)

ヘルプマークのアップ

ヘルプマークとは・・・(以下、東京都福祉保険局のサイトより引用)

「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。」

URL:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html

ここでポイントなのが、ヘルプマークの対象者。「障がい者」を対象としているイメージを持っている方もいるかと思いますが、妊婦の方など援助や配慮をしている全ての方が対象です。

東京都の場合、ヘルプマークの配布、優先席へのステッカー標示など下記の場所で進められています。

交通機関)
都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー、ゆりかもめ、多摩モノレール、

施設)
都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院

徐々に他県や民間企業への浸透促進させている状況となります。

ヘルプマークの入手方法は?

こちらも東京都福祉保険局のサイトで確認。イメージ的に都や自治体でもらうのかと思いきや、上述した交通機関の駅務室などで貰うのですね~

早速、都営地下鉄九段下駅に行ってみました。

駅務室ってどこだ?
利用目的や誰が使うのか、など根掘り葉掘り聞かれるのか?

とドキドキしながら、とりあえず改札いってみて

「ヘルプマークってどこで頂けるのでしょう?」

と聞いてみたところ、

「あ、こちらでお渡し致しますよ。いくつ必要でしょうか?」

とていねいに対応してくれて、簡単に頂けました。それがコチラ。

ビニールに入ったヘルプマークのアップ

本体、ストラップ部はゴム製?で思った以上にしっかりとした作り。両面の白い部分は少しだけ浮かび上がっています。タグっぽいデザインがシンプルでいいです。
中には説明書と裏面に自分の住所や緊急時の連絡先を書くことができるシールが同封されています。

ヘルプマークの中身の写真

ただ、一部の交通機関などに限定されるので、「普段そのルート使わない」「遠い」・・・そんな方は取りに行くのもナカナカ大変だと思います。

そんな方に吉報が。先ほども書いた通りこのヘルプマーク、「当事者の方がご自身で着用するものに関しては、自分で自作」していいらしいのです。
改めて、都のサイトに掲載されている「ヘルプマーク作成・活用ガイドライン」を確認してみると・・・

ヘルプマークの作成方法、作り方

東京都福祉保険局のサイトからガイドラインをダウンロードして印刷、内容を確認してみました。

ガイドラインの表紙写真

そもそも表紙のタイトルに「作成」と書いてある。ガイドラインは前にも見たことがありましたが全然気がつきませんでした。このガイドラインを読んでいくと、「ヘルプマーク単体で身につけるカード等を作成したい場合は、ご相談ください。」との表記がありました。

早速、ガイドラインに記載されている番号に電話し、都の担当窓口に相談したところ・・・

「当事者の方が着用する分については、ガイドラインに添った形で作成頂ければ問題ないです」

問題ないとのこと。当事者の方が着用して使用する場合は、特別な申請も不要でした。
※当事者の方がイチ個人で着用する以外の用途でヘルプマークを利用する際(商用利用など)は都の確認が必要なケースもあるようですので、お気をつけください。

早速、電話を置いて、改めてガイドラインを確認。該当するページを見つけました。

ヘルプマークのガイドラインの写真

要約すると、

・このガイドラインの画像をそのまま使用する!(自分でトレースしたり、要素を追加したりしてはダメ)

・縦横比を変えるのはダメ!

・赤のヘルプマークの周りには一定の白い余白が必要!(ガイドライン参照)

・サイズの拡大・縮小は自由!

ということです。

一番簡単なのは、ガイドラインのページでヘルプマークが載っている該当ページを印刷して、切って利用すること。ただこのままではやや大きすぎな感じなので、60%に縮小印刷してカット

ヘルプマークのコピー

カードサイズになって、カバン等に付けるにもいいサイズです。このままではすぐ敗れてしまうので、適当な縦型のカード入れを探してきました。90円位で入手。ネットで探しても色々ありそうです。皮製とかもっと見栄えを気にされる方は色々探してみてもいいかもしれません。



ピッタリです。ただ赤い部分がやや小さいかな、と感じる方はもう少しきめのサイズで印刷して用しても良いかと思います。

カバンに付けるとこんな感じ。中には普段はパスカードなどに入れて、必要に応じて提示すると方もいるみたいですね。

ヘルプマークをカバンにつけた写真

必要に応じて、裏面に連絡先などを記載してもいいです。自分に何かあった時、倒れてしまった時に、救急隊員が連絡先などを確認することが出来ます

ヘルプマークの裏面に連絡先をつけた写真

こんな感じになります。実際にこのマークをつけて通勤してみましたが、大きさ的にも邪魔になりませんでした。(ただし、電車の扉にはさまれないようご注意ください)
「ナカナカ入手できず、着用するタイミングがなかった・・・」そんな方は是非お試しクダサイ!

最後に・・・

このヘルプマークのデザインコンセプトは「赤色=ヘルプ、普通の状態じゃない」ことを発信し、「ハートマーク=ヘルプする気持ちをもっていただく」という意味。誰の対してのデザインか、というと周囲の人々です。このマークを見たら、席をゆずるなど援助や配慮を忘れずに。。。

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