1. Media116
  2. おでかけ
  3. 観光・人気スポット
  4. 車椅子で行く!バリアフリーなお花見スポット~東京近郊編~

車椅子で行く!バリアフリーなお花見スポット~東京近郊編~

この記事を共有

車椅子で行く!バリアフリーなお花見スポット~東京近郊編~

ライター:Media116編集部

寒い冬が終りを告げ、もうすぐ桜が満開を迎えるお花見シーズンの到来です。東京では例年により5日早く21日に開花が発表され、関東エリアは3月下旬~4月初旬が見頃とか。そこで、今回は春を満喫すべくドライブがてらに車椅子で巡るお花見おすすめスポットをご紹介します。

園内バスでお花見満喫!『国立武蔵丘陵森林公園』

東京ドームの約65個分もの広大な敷地を持つ埼玉県比企群にある「国立武蔵丘陵森林公園」。春になると約1000本の桜と約600本の梅が公園内を彩ります。ここは車椅子ユーザーにとって嬉しい園内回遊バスがあるので、散策もラクラク

また、お花見を楽しんだ後には、車椅子対応トイレやスロープ、レストランが充実している「道の駅いちごの里よしみ」に是非お立ち寄りを。春の恵みを堪能できるドライブプランをご紹介します。

国立武蔵丘陵森林公園

【電車アクセス】
関越自動車道「東松山IC」から約10分

国立武蔵丘陵森林公園HP

道の駅いちごの里よしみHP

■国立武蔵丘陵森林公園桜情報
武蔵丘陵森林公園は四季折々の花が見られる植物の宝庫。南口エリアにある花木園は、桜の名所としても知られていて、3月下旬から4月上旬にはソメイヨシノを中心に約500本の桜が咲き誇り、お花見を楽しむ人で賑わいます。また、隣接する野外炊飯場では桜に囲まれてバーベキューが楽しめるのも魅力のひとつ。

■バリアフリー情報
武蔵丘陵森林公園内の道幅は広く、舗装されているところも多くありますが「花木園」にある桜のポイントは50mほどの坂道が続く場所も。そこで、おすすめしたいのが園内バス。中央・南・西口と園内停留所で乗降可能で、車椅子にも対応しているのでこれでゆったり巡るのがおすすめ

なお、園内はさまざまなバリアフリーの対応がされていますが、やはり丘陵公園ですのでアップダウンはあります。下記のバリアフリーマップなどを参考に、事前にルートを想定していくことをおすすめします

・車椅子駐車場/中央口・南口・西口・北口(それぞれ車椅子トイレもあり)

・車椅子トイレ/園内に27箇所あり

・入場料金/障がい者手帳を提示すれば無料(本人と同伴者1名まで)

・駐車場料金/障がい者手帳を提示すれば無料

園内のアップダウンや障害者トイレなどが解るバリアフリーMAPはコチラ


■ついでに立ち寄りたいおすすめスポット
(道の駅いちごの里よしみ)
寒川神社から10kmほど離れた場所に、その名のとおり「いちご」に徹底してこだわった「道の駅いちごの里よしみ」があります。1月~5月が旬のシーズンで、車椅子のままでいちご狩りも可能。また、いちご以外にもいちごジャムやいちご大福、いちごかまぼこなど、いちごに関するありとあらゆるお土産が購入できます。

・車椅子駐車場/2台分あり

・車椅子トイレ/施設内に2箇所あり

・車椅子対応スロープ/施設内に2箇所あり

・車椅子対応レストラン/施設内に1箇所あり

観光もしっかり楽しめる『大宮公園』

大宮の中心部に近い緑あふれる「大宮公園」は、春には古木の桜が咲き乱れる県内でも屈指の桜の名所。園内は緩やかな坂道が一部ありますが、車椅子での自走は十分可能。無料で入れる小動物園もあるので、家族連れにおすすめです。

また大宮公園から10kmほど離れた川越にある、江戸の町並みが今なお残る「蔵造りの町並み」は必見の観光スポット。道幅が広いので車椅子も余裕で通ることができ、各施設のバリアフリーも充実。春の陽気に誘われるまま散策を楽しむことができます。

大宮公園

【電車アクセス】
首都高速道路「新都心西IC」から約10分

大宮公園HP

蔵造りの町並みHP(川越市HP)

■大宮公園桜情報
自然に恵まれた広大な敷地内にあるソメイヨシノ、シダレザクラ、ウコンザクラなど約1000本の桜。4月初旬にはソメイヨシノがいっせいに開花し、桜が作るトンネルは、「日本さくら名所100選」にも認定されています。3月下旬から4月上旬まで19:00~21:00の間ライトアップもされるので、夜桜を楽しんでみるのもひとつ。

■バリアフリー情報
一部緩やかな坂道があるものの、舗装された遊歩道は車椅子での散策は十分可能。無料で入場できる小動物園も、車椅子で全域をしっかり巡ることができます。

・車椅子駐車場/サッカー場・野球場と隣接する東側、舟遊池畔の西側の2箇所に25台分あり

・多目的トイレ/施設内に8箇所あり

・入場料金/無料

・駐車場料金/無料

■ついでに立ち寄りたいおすすめスポット
(川越市 蔵造りの町並み)
国の「重要伝統的建造物群保存地区」と「美しい日本の歴史的風土100選」に選定された、川越市の蔵造りの町並み。菓子屋横丁には100m程の路地に10数軒の菓子屋が当時の面影を残し、そぞろ散策におすすめのスポット。道幅が広く街全体が平坦で敷石、コンクリートだから車椅子の走行も余裕。また、観光案内所や各施設には車椅子トイレやスロープの設備もあり

蔵造りの町並みの各観光スポットのバリアフリー情報はコチラ

蔵造りの町並みの各駐車場バリアフリー情報はコチラ

春三昧!高水準のバリアフリー『寒川神社』

「相模国一之宮」と称され首都圏から50km圏内にある「寒川神社」。車椅子ユーザーにとってうれしい関東屈指の高水準のバリアフリーで、参道から境内までを中心にソメイヨシノなど約250本の桜が咲き乱れる人気のお花見スポット。

そこから500mほど離れた場所には、広大な芝生広場を持つ「さむかわ中央公園」が。坂道のない広々とした園路をゆったり進みながらお花見を楽しむことができるから、うららかな春の自然と桜を1日中満喫できます。

寒川神社


【アクセス】
圏央道「寒川北IC」から約5分
小田原厚木道路「伊勢原IC」から約15分

寒川神社HP

さむかわ中央公園HP(寒川町HP)

■『寒川神社』の桜情報
八方除の神様が祀られる歴史ある寒川神社。参道から境内まで続く約1kmの桜並木は、まるで桜のトンネルを通っているかのよう。境内外庭には桜の品種としては珍しい赤みの強いヨコハマヒザクラが1本あり、この前で記念撮影をする参拝者も多い。開花にあわせた寒川神社前の三角地でのライトアップも見もの。

■バリアフリー情報
車椅子駐車場から境内までほぼ平坦で、路面も滑らかな石畳。階段のある本殿・神門にはスロープが設置されているので、拝殿の賽銭箱は車椅子からも手の届く位置に。

・車椅子駐車場/第二駐車場にあり

・車椅子トイレ/社務所と第二駐車場に2箇所あり

・入場料金/無料

・駐車場料金/無料

■ついでに立ち寄りたいおすすめスポット
(さむかわ中央公園)
寒川神社から500mほど離れた場所にさむかわ中央公園があり、春になると約75本のソメイヨシノが美しく咲き誇ります。広大な芝生広場を取り囲むようにコンクリートで園路が舗装されていて、道幅も広く坂道もないので公園をゆっくり1周しながら満開の桜を楽しむことができます。晴れた日には芝生広場内の築山から富士山を眺めることができる絶景スポット。

・車椅子駐車場/北側(体育館側)にあり

・多目的トイレ/公園内に2箇所あり

・入場料金/無料

・駐車場料金/無料

東京近郊のお花見スポット、いかがでしたか?

車椅子での移動は何かと大変なことも多いかと思いますが、きっとその苦労も吹き飛ぶくらい美しい満開の桜に出会えるかも知れません。春を満喫するドライブを思い切り楽しんでみてください!

この記事を共有

アバター画像

ライター Media116編集部

障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

ブログ
公式HP
https://www.media116.jp/

このライターの記事一覧を見る

おすすめ記事

Media116とは?

アットジーピー

障害別専門支援の就労移行支援サービスアットジーピージョブトレ。障害に特化したトレーニングだから働き続ける力が身につく。職場定着率91パーセント。見学・個別相談会開催中!詳しくはこちら。

MENU
閉じる
ページの先頭へ戻る