当事者のみなさんに質問。「障がい者」の表記、どう感じてます?
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ライター:Media116編集部
みなさん、はじめまして。Media116編集長のKです。
昨晩、電車で帰宅しながらスマホを見ていたら、驚きのニュースが。
「乙武氏、不倫認める」
出馬予定のタイミングでのこのニュース、ネット上は、乙武さん関連のツィートで染まり、さらには乙武さんが、自身のツィートで、「『五体不倫満足』 #名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる」なんてツィートしてたことも掘り起こされたことで、「鳥人間失格」「海辺のフカフカ」「一休許さん」「ローマの定休日」などなど、ツィッター上は名作に1文字足した大喜利が溢れる状態。今朝には乙武さんからの今回の不倫報道に関する謝罪コメントが発表されてました。
乙武さんに関しては、賛同する人、そうでない人、さまざまだと思います。
障がい云々に関わらず、考え方・生き方の違い、人としての好き嫌いがあるのは当たり前のこと。「レストラン入店拒否」問題の時も賛否両論、物議を呼んでいました。
ただ、twitterで80万以上のフォロワーを持ち、多数の著書を執筆、メディアにも頻繁に登場する乙武さん。
スポーツライターや都教育委員会、ボランティアなどさまざまな活動に従事することで、世の中に対し障がいに対する問題提起を行い、障がいへの認知に寄与したことも多々あったはず。それゆえ非常に残念なニュースでした。
そんなことを考えていた時に、ふと思い出したのが、以前、乙武さんが「障がい者をどう表記するか」という問題に言及していたツィート。
「障がい者」と表記するメディアの方々、またそれに違和感を持たない方へ質問です。なぜ、「害」はNGで、「障」はOKなのですか? 「障」だって、「差し障り」というマイナス要素を含む漢字だと思うのですが…。
実はこの問題、Media116をリリースして約3週間、どう表記すべきか、ちょっと迷っていたことでした。
「正直そこはどうでもいい」「本質的な話ではない」「逆にそここそが差別では」なんて意見も。当事者の方に聞くと、「そこにこだわっていない」なんて話も聞きます。
「害という感じが否定的で負のイメージが強く、変えて欲しい、こういった所から差別が始まる、こういった所から変えていくべき」という意見も多数あり、表記を変えることで世の中の意識を変えていくきっかけにする、小さなところから変えていくという試み、努力はいろいろなところでなされてきたのも事実です。そういったアクションが結実し、メディアや行政文書では「障がい者」と表記されるケースが多いと思います。※あえて「障害者」と表記するメディアもあります。
内閣府でもこの表記に関するアンケートをとったり、いろいろなデータがあったり、有識者の見解も多数ありますが、改めて今知りたいのは、障がいのある「当事者」としては、どう「感じているのか?」ということです。
「障がい者」、「障害者」、「障碍者」、「障がいのある方」・・・
感じ方も人それぞれだとは思います。
「やはり、害というイメージには抵抗感がある」
「障がい者でいい」
「この議論自体がナンセンス」
当事者のみなさん、ぜひ、忌憚なきご意見をください!
記事に対し、当事者のみなさんの感じることをTwitterのツィートでコメントして頂ければ幸いです!
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