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オツボネが伝えたい新入社員が気を付けるべきこと10選!

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ライター:ヒラノオツボネ

みなさんこんにちは!みるくここあ改めヒラノオツボネです。元号が変わり新しい時代になるということで改名してみました!さて、私はこれまで人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきました。前回「【新卒入社の方向け】入社までに準備しておきたいアレコレ」を書きましたが、今回は入社後に気を付けるべきことをお局観点からご紹介していきます!

「新卒ブランド」は最強の武器

オツボネから言わせてもらえば「新卒」というのは一種のブランドです。そして時に最強の武器となり得るのです。それはどういうことか?簡単に言うと「伸びしろを加味してもらえるから」。ある程度の失敗やできないことも「新卒だから」で許されることも多々あります。意欲と教えを乞う素直な姿勢があれば先輩方は気持ちよく新卒の皆さんにアドバイスをくれるでしょう。

ブランド

しかし、その新卒ブランドが続くのは1年目まで。2年目からは「もう新卒じゃないんだぞ!後輩の見本になれ!」と今度は自分がアドバイスをする側に回るのです。逆に言うと、新卒である1年の間に吸収できることを全部吸収し、自分の肥やしとして成長しなければならないということです。しかしいくら新卒であることが最強の武器であっても、それに甘んじてはいけません。自ら学び、次のステップにいけるように準備しておくことが必要です。さて今回は新卒である1年間の間に学び、気を付けておきたいこと10選をお伝えしますね。

会社で生き残るためにこれだけは押さえておきたいこと10選!

1.何事も自己管理が大切
「これから社会人だ!人一倍がんばるぞ!」その心がけはとても良いことですが、体調を崩してしまっては本末転倒。あなたが1日休むことで他の人の仕事も増えてしまい、迷惑がかかってしまいます。自分の体力の限界をきちんと把握し、無理をしないように自己管理することも仕事の一つです。

健康第一

特に精神障がいのある方はがんばりすぎてしまう傾向があるので、「ここまで終わったら5分休憩する」「体調が万全ではないので上司に相談をする」「連日忙しく体調に響きそうだから今日は早めに切り上げよう」など、自分の体調バロメーターをきちんと作動させ、管理していくことが大切です。

2.時間の厳守は社会人の基本
社会人として遅刻はまずあり得ないことです。これも先ほどの「自己管理」につながりますが、社会人は自分を律すること「自律」を常に求められています。他にも依頼されていた業務が期限内に終えることができていないということもあってはならないことです。

障がい上の理由でもし期限に間に合わなそうであれば、早めに依頼主に何で躓いていてどうヘルプが欲しいのか、どれくらいの追加日数が必要なのかを相談しましょう。

3.元気な挨拶が新卒の仕事
これはヒラノオツボネが新卒で入社した時に部長から言われた一言です。

「君たち新卒はまだ生産性のあることは何もできない。君たちが唯一できることは元気に挨拶をするということ。元気な挨拶で周囲を明るくし、良い雰囲気の中で他の社員に仕事をしてもらうことが新卒の仕事だ。」

「おはようございます!」「お疲れ様です!」「ありがとうございます!」「よろしくお願いいたします!」受け取る側がエネルギーを貰えるような大きな声で、そして笑顔と感謝を持って挨拶をしましょう。

お疲れ様です

4.報連相(ホウレンソウ)をマスターせよ
報告・連絡・相談いわゆる「報連相(ホウレンソウ)」というものは社会人であれば永遠に必要とされるものです。キャリアアドバイザーだった時に「小さいミスだから報告しなくてもいいや」「間違ったことを知られたくないから隠しておこう」と自分の判断で安易に報連相を怠った結果、大惨事になってしまった!という方をよく見てきました。

「こまめに報告をする。伝えづらいことでも正直に伝える。迷ったら一人で抱え込まずに相談をする。」

障がい上コミュニケーションが苦手な方は「ホウレンソウタイム」を作って頂くよう上司にお願いをし、1日10分など時間を決めてその中で報告・連絡・相談をするとスムーズにいくことがありますので、相談してみてくださいね。

5.教えを乞う素直さを忘れないこと
先でも述べたように新卒ブランドは最強の武器です。わからないこと、できないことは素直に「教えてください」という姿勢でお願いをすれば嫌な顔はされないでしょう。質問するのが恥ずかしかったり、謎のプライドがあったりして知ったかぶりをしてしまうのは禁物。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」。何事も吸収して自分の肥やしにしている人のほうが後々成長を遂げるのです。

6.相手の話は必ずメモを取る
業務内容の説明など入社したてのころは、これでもかと言うほど覚えることが沢山あるでしょう。言われたことを1から10まで頭の中だけで覚えるのは難しいですよね。また、上司や周囲から何か依頼された際にミスがあって問題になってしまう可能性もあります。ペンとメモ帳は肌身離さず、どこに行くにも携帯することをおススメします。また、障がい上指示を1回で理解することが難しい方はメモを見ながら「~ということでよろしいですか?」と復唱して確認をとってみるのも一つの手です。

メモ

7.情報の取り扱いには十分注意する
「社用PCや資料を電車の中に忘れてしまった!」電車というのは例えですが、公共の場に社外秘のものを置いてきてしまう…これは最悪の事態です。その中には個人情報も含まれていたり、もしかすると会社全体に関わる情報が入っているかもしれません。それが流出したとなるとニュースにのってしまうレベルの問題です。

障がい上忘れ物が多い方や注意がそれやすい方が社用PCや資料を持ち運ぶときには、鍵のついたケースに入れ、身体の一部につないでおくなど紛失防止策を上司とともに練ってみてくださいね。

8.障がい上困ったことがあった時には素直に配慮を求める
配慮を申し出ることは申し訳ないことでも恥ずかしいことでもありません。例えばあなたが求める配慮を会社側が与えればあなたの業務効率が良くなるということであれば会社側は気持ちよく応じてくれるでしょう。配慮を頂くことでどう業務が良い方向へ変わるのか、生産性をあげることができるようになるのか、それをきちんと伝えることであなたと会社側両方がwin-winな関係になれることでしょう。

9.上司や周囲の方と円滑なコミュニケーションを
新卒で入社するメリットの中の一つに「しがらみのない中でフラットに人間関係を構築できる」ということがあります。できる限りの協調性をもって周囲と円滑にコミュニケーションがとれるように人間関係を構築していきましょう。

もし障がい上人間関係の構築に困難を感じるという方は、ゆっくりでいいのでまずは上司、隣の席の先輩、同期など身近な人に毎日挨拶をして覚えてもらうことから始めましょう。コミュニケーションが「完璧に」うまくいかなくともいいのです。一言二言から始め、だんだんと自分の人となりを理解してもらったうえでのコミュニケーションが成り立っていくことを目指してみてください。

雑談

10.常に周囲に感謝の気持ちを持つ
社会人として「自律」することは大切ですが、決して一人で仕事をしているわけではありません。教えてくださる方、見守ってくださる方、心配してくださる方、挨拶を返してくださる方…様々な人に支えられて仕事が回っているのです。配慮を頂くこともそう。周囲の方のサポートがあってこそ仕事はできるものなのです。常に感謝の気持ちを持って相手に接することで、相手も、自分も、気持ちよく仕事ができるでしょう。

オツボネが一番伝えたいこと

さて、ここまでいかがでしたでしょうか?「新社会人になるということは社会の荒波の中に丸腰で飛び込んでいくことです。できないこと、辛いこと、恥ずかしいこと、悔しいこと、挫折を嫌と言うほど経験するでしょう。社会は決して優しいものではありません。」
「【新卒入社向け】入社までに準備しておきたいアレコレ」
の中でこう書きました。社会は決してやさしいものではありませんが、個々の集まりです。ひとりひとりに真摯に向き合い、感謝の気持ちを持って対応すればきっと仕事も社内の関係も良い方向に向いていくことと思います。新社会人、応援しています!

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ライター ヒラノオツボネ

これまで一貫して人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきた人材一筋のオツボネ。ゼネラルパートナーズではキャリアアドバイザーとして身体障がいのある方のサポートを経験した後、精神障がいのある方のサポートに従事。現在はMedia116のライターとして仕事系記事を執筆中。

ブログ
公式HP
https://www.atgp.jp/

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