【まとめ】WEB面接で気を付けたいこと6つ
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ライター:ヒラノオツボネ
皆さんこんにちは!人材業界一筋、ヒラノオツボネです。新型コロナの影響で直接会場に行くことなく、インターネット上で面接ができる「WEB面接」が増えてきていますよね。今回は「WEB面接」を受ける際に気を付けたいポイントについて書いていきたいと思います!
WEB面接とは?
「Zoom」や「Skype」など、オンライン通話サービスを使ったビデオチャット上で面接をすることです。使用するのはパソコンやスマートフォン、タブレット端末などが主流です。インターネットの普及と、なるべく外出を控えるコロナ渦中で増えてきている面接方法です。
WEB面接のメリットとしては、来社することが難しい方や遠方に住んでいる方ともオンライン上で面接ができることです。面接を受ける側としては交通費などの金銭面、移動により発生する困難などが「バリアフリー」になることです。
また、精神障がいのある方に関しては慣れた環境で落ち着いて面接を受けることができるというメリットもあります。また、基礎疾患のある方はコロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクが高いと報道されていますが、そういった「リスク」を冒さずとも良いこともメリットのひとつです。
そんなWEB面接にもデメリットがあります。それは画面越しでのコミュニケーション。間がとりづらい、会話のテンポが掴みづらいといったことが挙げられます。障がい特性上「間」や「テンポ」が特に苦手な方もいらっしゃいますので、一概にWEB面接はメリットが大きいとは言い難い部分もあります。
また、面接中に通信の不具合や操作ミスが発生し、必要以上に慌ててしまう方もいらっしゃるかもしれません。事前に使用して使い勝手を確認してみたり、トラブルになった際の対処法を決めておくことも重要になります。
ここからはWEB面接で気を付けたい6つのポイントを紹介します!
1.服装・髪型・メイク「身なりを整えること」
WEB面接と言えど、普通の面接と判断基準などはなんら変わりありません。通常の面接に行くのと同じように、服装や髪型、メイクには気を遣う必要があります。
服装はスーツ、またはダークめのオフィスカジュアルを着てしっかりとした印象を与えましょう。もちろん、下半身もです!画面越しだから見えないと思って下半身は部屋着のままなど、気を抜いてはNGです。いつ何時写ってしまうかわかりませんからね。
髪型も同様、面接仕様にしましょう。女性の髪が肩につく長さであれば後ろでひとつにまとめましょう。障がい上結ぶことが難しいのであれば、他の方に手伝って頂く、またはできる範囲できちんと整えましょう。
前髪も大事な要素です。目にかかるような長さだと、暗い印象を与えてしまうことがあります。男性であればおでこを見せるようなセットにするとより好印象を与えやすいです。女性であれば短く切る、または顔が見えるようにきちんと分けることをオススメします。
女性の場合、メイクはナチュラルが◎。自宅だからといってすっぴんや濃いメイクは避けてください。障がい上メイクが難しい方は無理をせず、髪をとかしたり服装をパリッとさせ、他の部分でできるだけ清潔感を見せるようにしましょう。よし、このメイクでいこう!と思ったら、一度スマートフォンのカメラ機能で自分を写してみて、画面越しにはどう映るのか客観的に見てみることも有効かもしれません。
2.余計な音を遮断する配慮を
自分では気にならない程度の音も、実は相手には不快に感じてしまうことがあります。お互い面接に集中できるような静かな環境を整えておきましょう。例えば扉や窓を閉める、スマートフォンやパソコンなどの音をサイレントにしておく。できるだけ人がいない静かな個室が良いですが、障がい上一人になることが難しい場合はご一緒の方に音に気を付けてもらうようお願いしましょう。「音」はマナーのひとつだと思って配慮してみてください。
3.背景と位置に気を付ける
画面の背景には、モノが何もない状態が適しています。良いとされるのは装飾のない壁ですが、難しい場合は特徴の少ないカーテンをひくのがよいでしょう。個人的な趣味が見えていたり、散らかった部分が見えてしまったりしないよう気を付けましょう。「余計な情報を見せない」ということが大事です。
更に印象を良くするのであればカメラの位置にも気を付けましょう。画面越しの相手に対して真っ直ぐに、上半身全てが見えるように角度の調整を行いましょう。
4.アイコンやアカウント名は「誰に見せても恥ずかしくないモノ」に
あまり意識されていないかもしれませんが、これは非常に大切な事です。実際、過去に私が担当させて頂いた候補者様の例では、内定を頂いた後その方のメールアドレスが常識を逸脱していると問題になり内定が取り消しになった例があります。
WEB面接でもアイコン、アカウント名にも細心の注意を払う必要があります。アカウント名は本名、アイコンはスーツ着用の証明写真にすることをオススメします。思わぬところに落とし穴があるかもしれません…誰に見せても恥ずかしくない「オトナ」のアカウントにしておきましょう。
5.準備万端な体制で待とう
1時間前までに面接対策のおさらい、30分前までに通信状況と背景などのチェック、15分前までに身なりの最終お直し、そして10分前にはスタンバイしているくらいの余裕を持つと良いでしょう。使用する機器の充電を満タンにしておくこともお忘れなく!
6.会話のテンポや間は自分のペースでいい
先でもお話した通り、オンライン上では上手く「間」や「テンポ」が掴みづらいことがあります。その場合に焦りは禁物です。多少の間があることは会話の中で普通のことなのです。
聴覚に障がいがある方が聞き取れなかった場合、何度聞き返しても問題ありません。しっかりと話の内容を理解することが一番大切です。
吃音がある方や過度に緊張してしまう方、考えをすぐに言葉にすることが難しい方…障がい特性は人それぞれですが、共通して言えることは「自分のペースでいい」ということです。
ポンポンとキャッチボールのように会話できるのであればスムーズですが、必ずしもそうする必要はないのです。面接の場で自分のペースを相手に伝えること自体が、配慮に繋がるキッカケになる可能性があるからです。
まとめ
〇服装、写り、周囲の環境…全てに対して準備はぬかりなく!
〇慌てず焦らず、キャッチボールは自分のペースで!
大きくわけてまとめると、今回伝えたいことはこの2点に尽きます。WEB面接はスポーツで言えば文字通り自分の「ホーム」で試合をするようなものです。普段通りの環境がある、バリアフリー面で悩む必要もない。WEB面接は最高の「心のバリアフリー」です。事前の準備をしっかりすることで心を落ち着けて、キャッチボールを恐れずに自信を持ってWEB面接に挑みましょう!
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ライター ヒラノオツボネ
これまで一貫して人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきた人材一筋のオツボネ。ゼネラルパートナーズではキャリアアドバイザーとして身体障がいのある方のサポートを経験した後、精神障がいのある方のサポートに従事。現在はMedia116のライターとして仕事系記事を執筆中。
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