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【イベントレポート】ダイバーシティブ・ハロウィン!「カワハロ」とは?

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ライター:Media116編集部

みなさんこんにちは!Media116編集部です。10月31日(木)はハロウィンでしたね。各地で様々なハロウィンイベントが開催されましたね。ハロウィン気分を満喫された方も多いかと思います。Media116編集部では10月26日(土)・27日(日)に行われた株式会社チッタエンタテイメントが主催する国内最大級のハロウィンイベント『カワサキハロウィン2019』にスタッフとして参加してきました!その様子をレポートします!

『カワサキハロウィン(カワハロ)』ってナニ?

今年で23回目の開催となった日本最大級のハロウィンイベント「カワサキハロウィン」。まだ日本に「ハロウィン」がほとんど馴染みのなかった頃、川崎の街の元気と魅力を全国に向け発信することを目的に、地元のエンターテイメント企業“チッタ”が立ち上げたイベントです。

1997年10月31日に第1回『カワサキハロウィンパレード』が開催されました。初開催時のパレードの参加者は約150人、沿道の観客は約500人と小規模なイベントでした。しかし回を重ねるごとに規模を拡大し、2016年度にはパレード参加者数約2,600人、沿道の観客は約12万人までに成長しました。そして今年、23回目になるパレードには1850人が参加、沿道には約12万人を動員しました。

ハロウィンパレード

全国から集まる個性豊かな衣装に身を包んだ多くの参加者が練り歩きました。仮装クオリティの高さに沿道の人々も驚きです。その様子がこちら。

仮装
仮装2
仮装1

10月26日(土)は川崎駅のアーケード商店街「銀柳街」でランウェイショーが行われました。今年初の試みで、親子限定で参加する「カワハロ・ランウェイ」。

■参加資格
中学生未満のお子様とその保護者(※保護者は高校生以上の方)
お子様の年齢に関わらず保護者が必ず1名は参加すること
保護者を含め、参加者全員が仮装をしていること

「銀柳街」のアーケード内に長さ約50メートルのランウェイが出現し、211組1020名のこどもとファミリーが、思い思いの仮装で登場。こちらにはベビーバギーユーザーの親子3組が参加。ハイクオリティな仮装で、颯爽とランウェイを満面の笑みで歩きました。

バギー車椅子
©NPO法人ピープルデザイン研究所より転載

27日(日)には車椅子ユーザーが21名、ダウン症のあるこどもたちが中心に形成されたダンスチーム「ダンスラボラトリー」から25名、そしてサポートスタッフ含めた総勢120名でカワサキハロウィンパレードに参加しました。

「カワハロ」ではコンテストもあり、グランプリ賞金は50万円。ハロウィンパレードの参加者全員を対象に、審査員達が会場内を回遊しながら優秀者を選ぶための審査をしていました。車椅子ユーザーの待機中に審査員が仮装のポイントなどを詳しく聞いていました。

参加者は日本最長クラスの全長約1.7kmのコースを沿道の人たちに笑顔で手を振りながら、本当に楽しそうにパレードしていました。Media116編集部ではNPO法人ピープルデザインデザイン研究所より川崎市内の障がい者の方々15名の就労体験チームとスタッフとグリーンバード川崎チームとともにパレード最後尾でゴミ拾い活動も行いました。翌朝も川崎駅前とパレードの沿道中心にグリーンバード川崎チームや地域の企業の方がゴミ拾いを行ったことで、商店街や沿道はゴミがほとんどないクリーンな状態に保たれていました。

ゴミ拾い

安心して楽しめる非日常な時間

親子で参加していた車椅子ユーザーの親御さんはこのように語っていました。
「今回親子で参加しました。長時間で体力的に心配だったのですがそんなことは全くなく、非日常的な時間を楽しめました!また来年の仮装を考えなくちゃ!」
「カワハロ」は何度でも来たくなるような魅力があるのですね。

参加したMedia116編集部の車椅子ユーザーのスタッフはこう述べています。
「こんなに楽しい時間をもっと知ってほしい!体験してほしい!私はカワサキハロウィンにスタッフとして参加するのは2回目だったのですが、前回と比較しても周囲の意識の変化を感じました。」

彼女が言う「意識の変化」とは、「障がいへの理解」だといいます。以前は申込みからパレード当日についても障がいの有無で厳格に分かれていましたが、年々「まぜこぜ感」が高まってきたということ。そして更衣室やトイレなどのバリアフリー情報がアクセシブルマップで参加者に配布されるなど、障がいがある人にもやさしい対応になっていたといいます。

集合写真

障がい者の参加については4年前から本格的に取り組みがスタートし、様々な方法を模索しながら年々参加者が増え、サポートの仕方についても参加者からの満足度・評価は高くなってきているそうです。来年は是非ダイバーシティ溢れるカワサキハロウィンを楽しむのはいかがでしょうか?

カワサキハロウィンについてはこちら

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ライター Media116編集部

障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

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