【発達障害の方へ】仕事する方に疲労は大敵!疲労をどうマネジメントするか考えてみた。

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ライター:発達障がいの方向けサービス LinkBe(リンクビー)

皆さん、こんにちは。発達障害の方専門の就労移行支援「LinkBe大手町」スタッフの藤木です。さて、発達障害のある人の特徴の一つに「疲れやすさ」があります。これは、この障害のある人の感覚の過敏さや、人とのやりとりに気を遣うといった特徴に由来するものです。しかし、発達障害の方にとって疲労は大敵。そこで今回は、疲労を適切にマネジメントする方法についてお話してみようと思います。

疲労が引き起こすミスなどで、職場に居づらくなることも・・・

発達障害にもいろいろな類型がありますが、この障害のある人には押し並べて対人コミュニケーションが不得手であるという特徴があります。したがって、職場の環境が変ったり、人事異動などで先輩や同僚といった周囲にいる人が替わったりすると、新しい相手とのコミュニケーションに気を遣うあまり、緊張感や不安感が出やすくなります。

緊張感や不安感などは、疲労に直結する感覚であり、情動です。発達障害のある方には、これを1年以上も引きずってしまう方もいらっしゃいます。すると、疲労が慢性化するという事態が生じます。

いうまでもなく、疲労は仕事の大敵です。疲労が貯まった状態だと仕事上のミスを犯しやすくなりますし、また疲労は眠気を誘いますから仕事中に居眠りなどもしてしまいがち。そうしたことが重なると、職場での評価が下がり、はなはだしい場合は職場に居づらくなってしまうこともあります

疲労のイメージ

まずは生活リズムを整えることから

では、この疲労という難敵に、どのように対処していったら良いのでしょう。まず、プライベートの過ごし方についてお話しましょう。

重要なのは、プライベートタイムに不規則な時間の使い方をせず、生活リズムをきちんと整えることです。たとえば帰宅後は趣味に没頭する人であれば、趣味の時間は22:00までと区切り、それ以降はしっかり休養を取る。また、アウトドア派の人などで、週末は土日両日とも外出して活動している例では、いずれかの日をしっかりと休養にあてる――などです。

さらに、大切なのは睡眠を適切に取ることです。夜、眠れないという悩みを抱えている人は、まず一般的に有効と思われている方法を試してみましょう。たとえば、規則正しく食事を取ること、入浴はシャワーで済ませるのではなくしっかり湯船に浸かることなどです

露天風呂の浴槽につかるおサルさんのイメージ

それでも中途覚醒や早朝覚醒などが生じ、睡眠が上手く取れない場合は、早期に医師に相談すべき。服用している導眠剤などの量を調整したり、また服薬する時間を変更するなど、医師の指導の元、より自分に適した薬の使い方を見つけていくことも大切です。

職場での適度な休憩の取り方を見つける

発達障害のある人は物事に過度に集中してしまう傾向があるため、適切な休憩を挟まずに一日中、仕事に没頭してしまう例が多いようです。また、周囲の眼を気にしてしまいがちな傾向から、周りの人が休憩を取っていないのに自分だけが休憩を取ることをためらったりしがちでもあります。はなはだしい場合には、休憩を取ること自体に罪悪感を覚えてしまうような例もあるようです。

しかし、適切に休憩を取りながら仕事をすることは、疲労をマネジメントする上で最も大事な事項の一つ。ですから、自分なりに工夫して、上手に休憩を取ることが大事です。

たとえば、日中に眠気がある場合は、昼休みに仮眠をとったり 、1時間に5分は休むことにする。また、午前中に10分、午後に10分の休憩を2回入れるなど、時間を決めて休憩を取ることは有効な方法です。そして、休憩時間にはストレッチや深呼吸をしたり、水分を補給するなどしてリフレッシュする。そうしたリフレッシュタイムを上手くつくることが、疲労をため込まないための大切な鍵になります。

リフレッシュのイメージ

どうしても難しいときは会社にお願いすることも必要

さて、それでも、どうしても疲労感が抜けないときは、思い切って会社に相談してみるのも一手です。会社には障害者を雇用するに当たって合理的配慮を施すことが義務づけられていますから、決して遠慮することはないのです。

たとえば、適切な休憩時間を設定してもらうこと。作業量を多すぎも少なすぎもしないように調整してもらうこと。また、座り仕事だけでなく立ち仕事や体を使う仕事も加えてもらうなど、作業そのものを調整してもらうこと。さらに、緊張感や不安感を取り除くために、定期的な面談や声がけをお願いすること――などです。

以上、疲労をマネジメントする上でのいくつかのポイントを掲げてみました。これを参考に、皆さんにご自分なりの疲労への対処法を見つけていただければ幸いです。

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