【漫画連載】インドの小さな仲間
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ライター:ケンイチロー
皆様こんにちは!ケンイチローです!今回はインドに行った時の話です。インド、デリーの町の印象は車のクラクションがとてもうるさいと思いました。インドではクラクションはしょっちゅう鳴りっ放しです。
ニューデリー駅近くのメイン・バザールの通りを歩いていたら、2人のお子さんを連れたインド人女性に話しかけられました。ケンイチローの補聴器が目についたみたいです。話しかけられた時点でうすうすお金目的なんだろうなと思いましたが、補聴器をつけたインドの子どもと出会えて驚きました。女性は英語で話していました。語学留学したもののケンイチローは英語があまり話せないままなので、なんとなくの理解しかできませんでしたがインドで聞こえない子どもに対する公的補助の話が聞けたのは運が良かったです。
案の定、結局女性からは「バクシーシ(お恵みを)」と求められました。普通なら断るのですが小さな聞こえない仲間のお母さんの助けになれたらという気持ちが出ました。見返りは求めてなかったもののあっさり別れを告げられると寂しいものです…。やはり心のどこかで何かしらの見返りを求めていたのかもしれませんね。
男の子の名前を聞いてメモしとけばよかったかな。年はものすごく離れているけれど、同じ聞こえない者同士。またいつか会うかもしれない。お互いこの世界で頑張りましょう!
次回、インドで予想外のハプニング?!乞う御期待!
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ライター ケンイチロー
1984年生まれ。仙台在住。3歳時に両耳難聴が判明してから日本語を習得した。障害者手帳6級の聴覚障がい者。聴力は両耳約70デシベル。口話と手話を使う。現在はイラストなどグラフィックや似顔絵の仕事をしている。外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう。読書や旅が大好き。私の話が読者の役に立てれば嬉しい。
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