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インドの食文化と日常生活

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ドーサ

ライター:keita0206

こんにちは。上肢障がいのケイタです。
インドに来て2ヶ月以上経ち、インドの生活にもだいたい慣れてきたので、今日は障がい者のテーマからちょっと離れて、インドの食文化について紹介してみようと思います。

インドの食べ物はヘビーなモノが多い?

突然ですが、皆さんはインド料理と聞くと、何を思い浮かべますか?たいていの人は、カレーとかチャイとかラッシーではないでしょうか?確かにそれらはインドのどこでも1番よく見かけます。そしてインド料理のたいていは、辛いものか、脂っこいものに分類されます。例えば…

ビリヤニ
ビリヤニ

これはカレーの次によく見かけるビリヤニという料理です。骨付きチキンが丸ごと入った炊き込みご飯のような感じで、ちょっと辛口です。そしてカレーやビリヤニを頼むと、写真の右上のように、必ずと言っていいほど生の紫玉ねぎを出されます。生なので、食べるともちろん辛いです。辛いものに、なぜかさらに辛いものを付け足すという、インド独特の文化です笑。値段は1皿150ルピー前後です。

バターパニールマサラカレー
バターパニールマサラカレー

インドにはカレーが何種類かあり、辛くて全種類はなかなか食べられてないのですが、こちらのマサラカレーは、煮込みカレーのようなもので、普通のカレーよりトロミが強いです。こちらには、パニールと言うチーズが入っているのですが、実際食べてみると、味も見た目も豆腐のようで、今でも豆腐なんじゃないか?と、食べる時疑ってしまいます。上に乗っかっているのは普通のバターです。これで120ルピーくらいだったと思います(1ルピー1.7円なので、大体200円位でしょうか?)。

フライライス
フライライス

チョウメン
チョウメン

インドにはチャイニーズフードと言って、中華料理もちょこちょこ出てきます。上の写真の2つは、言うなれば、インド版チャーハンと焼きそば。店によりますが、大抵どっちもスパイスや胡椒が入ってて辛いです。そして辛くないようにしてくれと伝えても、大体辛い味付けにされるのがお決まりです笑。

辛い以外で言えば、味はおいしいです。特にインドのお米は、日本と違ってパサパサしているので、日本のお米よりもチャーハンに馴染んでいる気がします。

ちなみに値段は、店によりますがどちらも150ルピー前後です。量がかなり多めで出されるので、女性1人では食べ切れないかもしれません。

ハンバーガーとポテト

ピザ

ハンバーガーとポテト、チキンナゲットのようなスナック

ファストフード店のメニュー表
ハンバーガーとポテト、ピザ。現地のファーストフード店にて。

インドではファーストフード店もよく見かけます。ポテトやハンバーガーには、さすがにスパイスは入ってないので、辛いものが苦手な人は、ファーストフード店を利用するといいかもしれません(ただし脂っこいですが)。またピザもよく、ファーストフード店で食べられます。ピザは日本だとデリバリーのイメージが強いですが、インドでは、手ごろな値段でお店で食べられるので、気軽に贅沢気分を味わえます。

カレーやビリヤニ等のインド料理、チャイニーズ料理、ファーストフード。
インドで見かける飲食店は大体この3種類です。日本食やフランス料理も、探せばあるのでしょうが、それはおそらくチェンナイやコルカタなど大きな都市で、なおかつ、高い値段を払わないと多分食べられないと思います笑。

インドのライトな食べ物

ここまでインドの料理をいくつか紹介してきましたが、インド料理、チャイニーズフード、ファーストフードと、どれも、辛いor脂っこい料理ばかりでした。
こちらでは、日本人にも無難であろう、インドのライトな食べ物を紹介していきます。

ドーサ
ドーサ

この写真に収まり切れないほどの大きさの、春巻みたいなものは、ドーサという食べ物です。中身に何も入ってない普通のドーサもあれば、カレーや、刻み玉ねぎが入っているタイプのドーサもあります。辛いのが苦手であれば、何も入っていないドーサを選ぶのが無難なので、スープやケチャップなどのソースに付けて食べると美味しいです。朝食にもちょうどいいです。ホットケーキを薄く焼いたようなもので、大抵50ルピー前後で食べることができます。

コーンスープ
コーンスープ

トマトサラダ
トマトサラダ

インドでなるべく野菜を多めに取りたいと思ったら、野菜スープや、サラダを頼むのが1番良いでしょう。さすがのインド人も、サラダやコーンスープにまでスパイスを入れてきたりはしません。しかしサラダに、唐辛子を添えてくる事はあるので、注意は必要です笑。

オムレット
オムレット

日本でもなじみのある、普通の卵焼きです。大体30〜50ルピー程度でしょうか。とにかく辛いものに嫌気がさした時は、オムレットをよく食べています。

まとめ 日本料理はやはり偉大だった

これまでインド料理を2ヶ月近く食べてきましたが、大抵辛いものか、脂っこいものばかりで、レパートリーもそこまで多くなく、正直飽きてきたというのが1番の感想です笑。日本人は、あっさりした味付けや、しょっぱい味付けが好きなので、料理を注文するときに、塩をくれと伝えると、よく珍しがられます。

こうしてみると日本の食文化は、とても幅広く感じます。蕎麦や寿司、味噌汁や納豆など日本独自の料理を守りつつ、カレーやハンバーガー、スパゲティー、ラーメン、ケバブ料理など、外国の食文化も幅広く取り入れています。そしてそのどれもが、おいしくて品質も高いです。

これだけ質の高い食べ物を、かつ数多くのレパートリーから選べる日本人は、海外の人から羨ましがられるのも、確かに頷けるなと改めて思います。とにかく今は帰ったら、焼き魚や納豆、冷奴、味噌汁などの日本食をたくさん食べたいと思う今日この頃です。帰ったらしばらくカレーは見たくありません笑。

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ライター keita0206

1992年福岡県生まれ。先天性四指欠損という、左手の指が生まれつき4本無い状態で生まれる。大学4年生の就活の最中、ママチャリ日本一周を思い立つ。大学卒業後は就職せずアルバイトで資金を貯め、2015年5月〜2016年9月までの約1年4ヶ月で、ママチャリでの日本一周を達成。その後クラウドファンディングにて旅の記録を書籍化。旅後は大阪で一人暮らしをするも、旅したい欲求が溢れ2022年7月〜12月にバイクで2度目の日本一周を達成。現在は自転車インド一周の旅に向けて準備中。

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https://keita-kabu-world.hatenadiary.com/

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