100%の前向き思考!仮面女子・猪狩ともかに聞いてみた!(前編)
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ライター:maroemon
こんにちは、Media116・車いすユーザーのまろえもんです。初の著作「100%の前向き思考」を7月31日に発売された仮面女子の猪狩ともかさんに、仮面女子に入るきっかけ・事故の事・車いすユーザーになってからなど、多方面にわたりお話を伺いました。
前編・後編の2回に分けて発信!今回はユーザー対象にプレゼント企画があります!!
仮面女子とは
仮面女子は、日本の女性アイドルグループ。アリスプロジェクトに所属。
●アリス十番
●スチームガールズ
●アーマーガールズ
●イースターガールズ
の4つのユニットがあり、その下には正規メンバーを目指す仮面女子候補生・研究生・AJで形成されている主に専用劇場でのライブを中心に活動。メンバー全員が黄色いホッケーマスクを着用してライブパフォーマンスを行いライブ以外の仕事の際にも着用しているのが特徴です。
猪狩ともかとは
2014年5月からアリスプロジェクト所属。(仮面女子事務所)オーディションに落ち、それでも諦めずに見習い生のメンバーとして芸能活動開始。2017年2月19日下積みは長かったが仮面女子・スチームガールズ加入式を迎える。また管理栄養士の資格を取得しています。
封印していた気持ち
オーディションを受け、アリスプロジェクト所属したのは22歳。アイドルにしては遅いスタートだと感じました。6歳の頃に一度だけアイドルのオーディションを受けた猪狩さんですが二次審査で敗退。そこで気持ちは封印し、高校時代クッキング部で運動等で「ザ!青春」のような事には縁がなかったそうです。
22歳の年に管理栄養士の資格を取り、自治体の職員の試験を受けますが不合格となりそこで、封印していた気持ちが溢れだし受けたオーディション。
アイドルをやりながら菅理栄養士をやるという気持ちはなく、アイドル1本で勝負!
その時の決意は相当のものでした。
見習い生からのスタート
見習い生からスタートした猪狩さん、最初はAJ(アリス嬢)として裏方のお手伝いをしながら、歌やダンスのレッスンを受けます。
そして昇格試験を受けていきます。仮面女子候補生にはいくつかユニットがありますが猪狩さんは「OZ」というユニットに所属。
見習い生
↓
ユニット無所属(AJ)
↓
研究生(スライムガールズ)
↓
候補生(OZ)
↓
仮面女子
なんと、候補生(OZ)に昇格するまで、わずか3カ月のスピード昇格!
心が壊れ、挫折を痛感
3か月でスピード昇格したが仮面女子にはなかなか昇格できず、そして「仮面女子候補生(OZ)」のリーダーになってしまう。自分の中でリーダー器質ではないと感じていました。色んなことが重なりメンタルが壊れてしまい、2カ月の休業。その時に心療内科を受診。「双極性障害」の診断が下りました。
猪狩さんは相談できる人、相談できる場所が周囲にあってよかった。と話してくれました。また著書にも書かれていますが
「心療内科を受診することに抵抗はありましたが通ったことでしっかり治すことが出来て本当によかったと思っています。」
仮面女子に昇格する前から再発も服薬もなく安定しているそうです。
4回目のチャレンジ!
2017年1月、候補生(OZ)になり、4度目のチャレンジ!
25歳で念願の仮面女子(スチームガールズ)に所属することができました!
候補生から仮面女子になるまでの、下積み期間は、猪狩さんの3年間が最長記録だそうです。
そして、オーディションに落ち見習い生からスタートして仮面女子になったケースも猪狩さんが初だったそうです。それにしても、根性があるというか、しぶといというか、学生時代に「クッキング部」だなんてもったいない、ガチでスポーツ!「ザ!青春・スポ根」向きではないのでは・・・と思わずにはいられませんでした。
最高の仮面女子ライフ!憧れの始球式!!
憧れていた仮面女子(スチームガールズ)ライフがスタートした猪狩さん。
これまでの活動とは違い、お仕事の幅が広がり「仮面女子CAFÉ」以外のライブに出演したり、地方遠征・テレビ・雑誌の取材なども受けるようになりました。猪狩さんの、最大のHAPPYは埼玉西武ライオンズ関係のお仕事でした。子どものころ大のライオンズファン!メットライフドームでの始球式は子どもの頃からの夢がかなった瞬間だったそうです。
著書にこんな風に書かれていました。
「ひとつの夢を実現させることができました。あきらめないことの大切さ、私が夢を追う姿を、これからもひとりでも多くの人に見てもらい、たくさんの感動と勇気を届けたいです」
「みんなの光になりたいです」
引用文献
猪狩ともか(2020) 100%の前向き思考 東洋経済新報社
猪狩ともかプレゼント企画
Media116からユーザー対象にプレゼント!
応募の詳細は後編の最後にお知らせします。
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後編は事故に遭った日から現在までの猪狩さんについてです。
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ライター maroemon
車いすユーザーであり、聴覚・視覚・内部疾患も兼ね合わせる。 ジョブコーチまたアスリートとしての経験を活かし現在はゼネラルパートナーズの企業アスリートとしてまた知的障がい・発達障がい専任カウンセラーとして日々当事者と同じ目線で向き合って課題解決に取り組む毎日である。
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