【障害者手帳で0円デート!】上野で芸術の秋を満喫してきた
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ライター:わに
こんにちは、ゼネラルパートナーズ勤務のてんかん持ち「わに」です。皆様は「0円デート」をご存知でしょうか?「一緒に楽しく過ごせればいい」それだけなのに、デートって、意外にお金かかりますよね。貧・・・(ゴホン!)「非常にリッチではない」私が今回は彼氏に付き合ってもらい、障害者手帳を使って0円デートを上野で検証してきました!よかったら週末プランの参考にしてみてくださいね。
上野は障がい者に優しい穴場スポット
午後1日遊んでみて、上野が意外と優秀なことがわかりました。上野には有名なスポットがいくつかあります。アメ横、東京国立博物館、東京都美術館、国立科学博物館、上野動物園…etc.
私の今回のテーマは芸術の秋にちなんで「感性を身につけよう!」でした。
一日の流れは
12:00 上野到着、アメ横をぶらぶら散歩(ウインドウショッピングなので0円)
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13:00 国立西洋美術館へ(障害者手帳で同伴者も0円、特別展も一般1600円のところ、0円!)
当日はアルチンボルド展が開催されていたのですが、非常に見ごたえのある作品ばかりで見入ってしまいました。あっという間に1時間半!
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14:30 美術館を出て広場で一休み
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15:00 東京国立博物館へ(障害者手帳で同伴者も0円)
平成館、東洋館など様々なジャンルがあり見どころ満載で、とにかく広い!へとへとになり結局全部は回りきれず、残りは次回のお楽しみにしています。
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16:00 国立科学博物館へ(障害者手帳で同伴者も0円)
特別展の「深海」がインパクト大でした!「生物発光」や「巨大生物」、「超深海」などの映像や実物が展示されており、その他にも東北地方太平洋沖地震の実態にせまる「深海と巨大災害」」などを、映像やCGなどを駆使して紹介されていました。満足満足。
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17:00 退出
それぞれの建物が広く、かつ場所が少し離れているため女性はヒールよりもぺたんこ靴をお勧めします!
TOTAL0円!かかった費用は交通費のみです。
(ただ、どの施設もみどころ満載のため、美術館→博物館→科学博物館の流れはちょっとしんどかったですね…体力的に…(笑))
通常の料金は…
■国立西洋美術館:常設展観覧料は大人500円、大学生250円。特別展は企画ごとに異なります。※手帳があれば観覧料も特別展も無料で観れちゃいます!
国立西洋美術館公式ホームページ
バリアフリー情報
■東京国立博物館:観覧料は一般620円、大学生410円
東京国立博物館公式ホームページ
バリアフリー情報
■国立科学博物館:常設展示普通入館は一般・大学生620円、高校生(高等専門学校生含む)以下無料
国立科学博物館公式ホームページ
バリアフリー情報
手帳があってよかった!
何より良かったのは、
休日にチケットを買うための長蛇の列に並ばなくて良い!
ということ。
手帳があればチケットを買う必要はありません。
休日の上野は本当に混んでいるのです。暑い中長蛇の列に並ぶだけでストレスフルですよね。
手帳があればまるで顔パスかのようにそのまま入館し、それぞれの展示スペースの受付で提示すればすんなりLet’s Go!です。
同伴者も無料になるので、どちらかがチケットを買うのを待っている必要はなく一緒に入れるのがいいですね。
今回は美術館、博物館、科学博物館とちょっとインテリぶったデートにしてみましたが、上野動物園を見た後に上野恩賜公園で手作りのお弁当を一緒に食べる・・・なんてデートもワクワクしますね。
ちなみに上野動物園も、手帳があれば同伴者1名含め無料です!
制限される物事の対価として与えられた自由
私たち障がい者は色々な場面で「制限」されることがあります。バリアフリーが整っていない、聴こえないことへの配慮がない、健常者ができることができない、健常者がしなくてもよいことをしなければならない。でもその分、制限されてしまう物事に対しての対価として(は、わずかばかりに感じてしまいますが)障害者手帳で配慮を受けることができます。
障がいがあることをどう捉えるか。障害者手帳を持っていることを引け目に感じてしまうのか。
それは人それぞれです。
しかし私は、あえて言い切ります。
「使えるもんは思いっきり使ってやろうじゃないか!o(^▽^)/’’」と。
最後に、私が参考にしたのはこのサイトです。
「障害者手帳でいこう!~全国版~」
全国版なので、地方にお住まいの方にも便利なサイトです。また、バリアフリーについてや精神・身体両方の手帳が利用可能かなども記載されているのですごく便利です。是非活用してくださいね。
さあ、今週末は0円デート・0円おでかけに出かけましょう!
Have a nice weekend!
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ライター わに
17歳の時に側頭葉てんかんを発症、精神障害者手帳2級の障がい者。 酸いも甘いも経験してきた熟れ時アラサー女子。 「全力で働き全力で遊ぶ」がモットー。 誰彼構わず噛みつき周囲をヒヤつかせるため「わに」。 過激な記事を投稿しようとし編集長に止められるのが日課。
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