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命のミュージアム・るんびにい美術館に行ってきた!

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ライター:Media116編集部

こんにちは。Media116編集部です。
これをライティングしているのは5月23日。
まだ、関東近郊は緊急事態宣言発令中です。
今回、ご紹介するのは岩手県花巻市にある
社会福祉法人光林会が運営する「るんびにい美術館」です。
昨年、新幹線に乗り実際に現地に行ってきました。
また、今回この緊急事態宣言に伴い新しい試みに取り組まれたので
ご紹介します!

るんびにい美術館とは

2007年に社会福祉法人光林会が作った美術館です。
もともとは、障害のある子どもたちの陶芸作品を焼く窯を作ったことが始まりでした。
今から30年前のことです。
陶芸だけでなく、織物や絵画など徐々に作品の幅や作品数も増えていき、
美術館の設立に至ったという経緯です。今では年に数回企画展をしています。
現在開催中の企画展
《ルンビニック・アーティスツ!&一灯窯新作陶展2020》
〔会 期〕2020年2月7日(金)~2020年8月31日(月)
〔会 場〕るんびにい美術館(花巻市星が丘1-21-29)
〔時 間〕10:00~16:30
〔休 館〕水曜日・第4火曜日
〔入場料〕無料

「まゆ~ら」で産まれるアート達

【現在「まゆ~ら」の見学は行っておりません、再開は未定となっておりますので
SNSまたは「るんびにい美術館」へご確認お願い致します。】
るんびにい美術館の2階にある創作グループ「こころと色の工房 まゆ~ら」
2階までは階段のみとなり、エレベーターや昇降機等はありません。
ここでは、知的・精神・軽度身体に障害がある個性的なメンバーが
私を迎えてくれました。
手を優しく引っ張り、「ごごさけ、どっからきた」
東北なまりが、とても心地よかったです。
画用紙にひたすらマーカーペンで彩をいろどっていく人。
糸を紡いで何かを創作している人。
背中を掻いて私を呼ぶ人。
とても自由な空間で異彩が放たれていました。
メンバーが描いてくれた作品です、名前から動物を連想するんだとか

期間限定・オンライン美術館開館です!

緊急事態宣言が発令され、おうち時間が長くなり
なんと、「美術館」がお家にやってきます!!
限定で史上初のオンライン美術館「HERALBONY #ZoomArtMuseum」を
各回先着20名様にてZoom上で開催です。
5月31日(日)20時~はUDトーク連動・手話通訳がつきます!
このオンライン美術館「HERALBONY #ZoomArtMuseum」の見どころを
担当者の大田さんに伺いました。

3つの魅力

①知的障害のあるアーティストが描くアートの世界観、アーティストのストーリーをWeb会議ツール”Zoom”のバーチャル背景機能を活用したオンライン美術館

②他のオンライン美術館にはない、HERALBONYキャストがリアルタイムで、来館者様とコミュニケーションを取りながら進行する40分間

③FBIやCIAも注目する「知覚の技法」を体験できる、アートリックチャレンジ企画(※アートリックチャレンジとは、アーティストに憑依して、アート作品のタイトルを来館者様みんなで考えるコンテンツです。)



「HERALBONY #ZoomArtMuseum」の体験した方は!

山中 康司/生き方編集者@koji_yamanaka
HERALBONY(@heralbony)さんが開催している、ZOOMに出現する美術館 #ZoomArtMuseum に参加中。お家でお茶飲みながら、ラジオ感覚で作品の説明やクイズが楽しめておもしろい!知的障害のあるアーティストさんのことも知れるし。オンラインだとアートに触れるハードル下がるな〜。


miki@meishua
ヘラルボニーの #ZoomArtMuseum に参加した。
初対面の人と一緒に鑑賞するというのは思いのほか楽しかった。自己紹介とかもないから、クイズの解答などから素性を想像してしまう。それが絵の思わぬ構成やタイトルにかける想像力とも重なって面白かった。

坂上奈穂◆イベント21カルチャーコーディネーター@event21_nao
障がい=欠落 ではないっていうのは、こういった作品に触れることでより感じる。
個性輝きまくりなのにどこが欠落なの?って。
一人ひとりがこだわりを持って、画材を使ったり線や色を描いたりしているのが伝わる40分間だった。
zoom美術館、おうち時間におすすめです。

中島 明@akiranakajima
久しぶりに訪れた美術館は、ヘラルボニーの #ZoomArtMuseum こんな時だからこそアートに触れたいなと思うし、僕みたいな美術館に少し距離がある人にも訪れやすいアートミュージアムでオススメ。ガイド付でオンラインの40分。作家さんたちの人柄も知れて嬉しい。

【手話通訳|UDトーク対応】オンライン美術館「HERALBONY #ZoomArtMuseum」 申込はこちら
開催日時:5月31日(日)20:00~20:40

https://heralbony-zoom-art-museum0531-3.peatix.com/?fbclid=IwAR0Pjj783rXbuXohSCWoSznjbwvTzz3i0EODUpV0nvvts5yN0wyLesbOKSo

まとめ

るんびにい美術館を訪問したのは昨年の冬でした。
「まゆ~ら」でアーティスト達の創作活動を見学したあと
1階にあるカフェ「Heart-Pit(ハート・ピット)」で珈琲をいただきました。
こちらでも障がいのある方が働いていて、ショップが併設されていて地元の方でしょうか、多様な方が来店していました。
こうして、地域に愛される場所っていいなぁ。とぼんやり思いながら
ショップの作品を眺めつつ、すでに次回の訪問を企んでみたり・・・
「HERALBONY #ZoomArtMuseum」これを見た時は斬新!!と
「・・・・情報保障は難しいのかな」という想いでしたがダメ元で
HERALBONYの担当者さんに相談、情報保障が実現!!
機械操作が苦手な方もまだ多い昨今、手話通訳が付くというのは、とても嬉しいお知らせでした。
5月31日(日)20時 とても楽しみですね!

#ZoomArtMuseum主催:株式会社ヘラルボニー

https://www.heralbony.com/

るんびにい美術館のHP

https://www.kourinkai.net/museum-lumbi/

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ライター Media116編集部

障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

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