操作一つでエレベーターが車椅子を運んできてくれる!?WHILLの最新技術に驚き!

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ライター:Media116編集部

みなさんこんにちは!Media116編集部です。車椅子ユーザーのみなさん、「車椅子移動が大変…もし自分のいる場所まで自動で車椅子が来てくれたらなー」と思ったことはありませんか?今回ご紹介するのは「操作一つでエレベーターが車椅子を自分のいる階まで届けてくれる」という画期的なサービスです!さて、一体それはどのような技術なのでしょうか?

「移動を楽しくスマートに」WHILLってナニモノ?

今回ご紹介する最新技術を使った画期的なサービスを提供するのは「WHILL株式会社」。車椅子ユーザーのみなさんであれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

WHILL株式会社は、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、世界中の歩道領域において、新しい移動のスタイルを生み出しています。デザインとテクノロジーの力を生かした、車椅子の概念を超えるモビリティとして、WHILL Model A、WHILL Model Cをはじめとする製品群を、日本、北米、欧州で販売しています。

以前Media116では「【超福祉展】車いすモデル「μ-みゅう-」さんが着こなすプチプラ秋冬トレンドコーデ!最新モビリティWHILL model Cにマッチするアイテムは?」という記事でWHILL model Cを紹介しました。
(まだご覧になっていない方は是非こちらをご一読くださいね!)

WHILLのシリーズの特徴は外見も操作も「スマート」なこと。

WHILLmodelc

「オムニホイール」という1つのタイヤに24個の小さなタイヤが集まった、縦だけではなく横にも回る特別な前輪が特徴です。先ほどの記事内の動画でその様子が確認できますので見てみてくださいね。

障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に、そして「スマート」に乗れる車椅子、それが「WHILL」なのです。

公式ホームページ

自動走行でエレベーターがお迎えに来る!?その最新技術とは

先でご紹介したWHILL株式会社が、「WHILL自動運転システム」とエレベーター・セキュリティシステムの連携についての実証実験を開始しました。簡単に説明すると、建物内のエレベーターのシステムとWHILLの自動走行システムを連携させることで、異なる階を跨いでWHILLが自動走行で利用者を迎えにくるというもの。 

 「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、パーソナルモビリティ(WHILLモデルの車椅子など)の開発・販売を行うWHILL株式会社は、三菱地所株式会社とSAPジャパン株式会社がオープンしたコラボラティブスペース「Inspired.Lab」で、「WHILL自動運転システム」を利用した実証実験を、三菱電機株式会社、株式会社Liquidと共同で開始しています。

WHILは障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティの提供によって、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」(目的地までの最後の移動距離)の移動の最適化を行うことを目指しています。

これまで、空港などでの利用を視野に入れた、自動停止・自動運転機能を持つパーソナルモビリティ「WHILL自動運転システム」などをCES 2019で出展したほか、小田急グループほか4社とのMaaS(Mobility as a Service)連携を進めるなどの試みを行ってきました。(「MaaS」についてはこちら
しかし今後、「ラストワンマイル」の移動をより快適にするためには、車椅子本体などのモビリティ単体の開発だけではなく、建物などとの連携が不可欠だと考えているとのこと。

WHILL株式会社は、今回の実証実験において、自動運転機能を持つ「WHILL自動運転システム」を用いた、パーソナルモビリティ(ここで言う車椅子のこと)と建物のIoT(モノがインターネットによって接続されコントロールされること)による連携を行います。

具体的には、三菱電機と連携し、建物内のエレベーターとWHILLが通信回線でつながることにより、無人のWHILLが近づくとエレベーターがWHILLのいる階に停止し、扉の開閉を行い、目的の階までWHILLを送り届けます。

仕組み
イメージ画像

これにより、これまでのシステムでは同一の階でしかできなかった自動走行が、異なる階を跨いで可能になり、自動走行で建物内のあらゆる場所に行くことが可能で、特定の場所にWHILLが利用者を迎えに行く、目的地まで到着した後、乗り捨てたWHILLが自動で待機場所に戻っていく、などの運用が可能です。

また、Liquidと連携し、建物のセキュリティシステムとWHILLの連携の実証実験も行います。セキュリティエリアの内外をWHILLが自由に通行できるような運用を想定しています。

将来的には、建物外など公道での自動走行も見据えて実証実験を展開していきます。さらに、パーソナルモビリティとファシリティの連携から得た知見は、今後、物流ロボット、清掃ロボット、警備ロボットなどと建物の連携に生かされることが期待されます。 

イメージ画像
実証実験に利用する予定のWHILL自動運転システムの画像

最新技術で車椅子ユーザーの未来をさらに明るく

WHILL株式会社取締役兼CTO福岡宗明さんはこう語っています。

「私たちは、WHILLという乗り物を、障害のある方や高齢者だけが利用する“電動車椅子”から、だれもが乗れて、だれもが乗りたくなる“パーソナルモビリティ”という存在にしたいと、創業時からずっと考えてきました。街中をWHILLが走り、必要な時に呼んだら自動で来てくれ、目的地についたら自動で帰っていく、もしくは街を回遊しているWHILLに好きな時に乗れる、そんな未来図を実現することで、これまでの“電動車椅子”のイメージを大きく変えられると信じています。そして、最終的に公道で実用化を行うためには、ハブとなる建物内での運用が大切な鍵を握ります。

今回の実証実験で、三菱電機株式会社様と共同でエレベーターとの連携の実証実験、株式会社Liquid様と共同でセキュリティシステムと連携の実証実験を実施できることは、今後の実用化に向けた大きな弾みになると期待しています。さらに、今回、三菱地所株式会社様とSAP ジャパン株式会社様によるコラボラティブスペースを通じ、企業の枠を超えての連携が可能となったことで、我々の開発にも一層スピード感が加わったと感じており、今後のさらなる連携にも非常に期待を持っています。」

代表

WHILL株式会社は、世界中の歩道領域において、新しい移動のスタイルを生み出していきます。今後もWHILLが車椅子ユーザーの生活をより快適に、新しいものに進化させてくれることを期待するばかりです。

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障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

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