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大事なこと3つ!転職活動中にメンタルダウンしないために

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ライター:ヒラノオツボネ

こんにちはヒラノオツボネです。健常者採用・障がい者採用両方を経験し、これまで通算200名以上の方の就職決定に貢献してきました。その中でも本日は精神障がいがある方がより転職活動をスムーズに進められるよう、3つのポイントをお伝えしたいと思います。

一度に応募する数は〇件まで!と決めよう

沢山気になる求人があると、ぽぽーんと応募してしまいがちですよね。しかし実はそれが落とし穴だったりします。例えば5件応募して、5件とも面接にお呼ばれしてしまったらどうしましょう?「あーここの対策やってない!ここも!ここも!…」なんて、余裕のない状況になってしまうことになりますよね。もちろん応募した求人の全てが書類選考通過をするとは限りません。ただ、もし!ということがありますよね。

求人に応募する男性

その時に気を付けて頂きたいポイントは「一度に応募する数を決めておく」こと。
どうやって決めるか?
それは体調に相談することが最優先です。書類選考が通ると、1~2週間の間で面接が組まれることになります。その期間の中で、何件であれば体調を崩さず、しっかりと対策をした上で面接にのぞめるか?それを逆算するのです。

例えば「今は気候的に体調が崩れがちだから、1週間で面接にのぞめるのは2件くらいだろう。では応募は3件くらいにしておこう」といった要領です。
気候の変化、服薬量や種類の変化、生活環境の変化など様々な角度から自身の体調を予測・把握しましょう。

面接を詰めすぎないようにしよう

私がサポートさせて頂いていた精神障がいのある方の中で、たまにこんな方がいました。
「もう面接に疲れました…体調が優れないので、転職活動を停止したいです…」

うなだれる男性

そう仰る方はきまって、体調と相談をせずに焦って面接を前倒し前倒しで組んでしまっていました。
確かに「早く就職したい!」というお気持ちは重々承知です。(私も転職を2回していますので。)
ただ、メンタルダウンしてしまっては元も子もありませんよね。
「あ、ちょっと最近疲れてるかも」「体調が不安定になりそうな予感がある」等、予兆を感じた時点で即、面接を詰め込むことをストップするべきです。

「でも、今面接にいかないとお見送りになってしまう!」正直、その心配はありますよね。しかし、当日体調が悪くなって行けなくなってしまうことほど印象が良くないことはないですよね。デートで言えばドタキャンですから。そうならないために、直接応募であれば企業へ、人材紹介会社経由であれば担当コンサルタントへなるべくはやめにお伝えをし、体調が安定するまでできるだけ後ろ倒しで面接を設定してもらいましょう。

お見送りがきても落ち込む必要はない

どうしてもお見送り連絡がきてしまうと落ち込んでしまうのは事実ですよね。私も就職や転職の際、何件、何十件とお見送り連絡を頂いた際にはさすがにメンタルダウンしそうになりました。しかし、この仕事をしていて本当に思うことがあるのです。就職は「ご縁」なのだと。

お見送りになったとしても、あなたの経験や人格が否定されているわけではありません。誰のせいでもなく、その企業とは「ご縁がなかった」だけなのです。何件も何件もお見送りが続いたら自信をなくしてしまいますよね。でも、世の中にはうん千、うん万という会社があり、あなたと一緒に働きたい!と思っている会社にまだ巡り合っていないだけなのです。それに気づいた時には、今一度ご自身の就職・転職活動の軸や、希望条件を見直してみるのも良いですよ。担当コンサルタントがついているのであれば、率直に相談してみるとヒントが得られるかもしれません。

一呼吸おくことが、良縁を掴むカギ

花畑で寝そべる男性

焦ってしまったり、不安感で切羽詰まってしまったり。そのようなメンタルの中では、本当に良縁のある企業を見極めることが難しくなります。
例として、私のお話しをさせて頂きましょう。私は1社目をパワハラで退職した後、メンタルが不安定な状況でした。体調とは裏腹に、気持ちはずっと前に前に進もうとしていて「早く働かなければ!」という焦りや「離職期間をあけたくない!」という不安ばかりが大きくなっていました。
急いで、焦って、よく内情を知らないまま就職が決まりました。そしてその時は「幸運なことに条件の良い企業に内定できた」と思っていたのです。

実際は、違いました。体調が持たない働き方。自分の仕事観と全く合わない社風。すぐに退職をしてしまいました。

もし、活動中に私の気持ちが安定していたら?ゆとりを持てていたら?しっかりと良いご縁なのかを見極められたのだろうと私は今でも後悔することがあります。皆さんにはそんな後悔はしてほしくありません。本当は焦っているかもしれません。不安で押しつぶされそうかもしれません。よくわかります。でも、そんな時こそ一呼吸おいて、ゆっくり歩むことが良縁をたぐりよせるカギなのかもしれませんね。

握手

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ライター ヒラノオツボネ

これまで一貫して人材紹介会社にて健常者・障がい者の転職サポートに携わってきた人材一筋のオツボネ。ゼネラルパートナーズではキャリアアドバイザーとして身体障がいのある方のサポートを経験した後、精神障がいのある方のサポートに従事。現在はMedia116のライターとして仕事系記事を執筆中。

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公式HP
https://www.atgp.jp/

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