【連載第3話】「私はまるで別人になってしまった」鬱病が躁鬱病へ…私が体験した“オーバードーズ”の危険性 ~oyumi19歳の自立奮闘記!~
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ライター:oyumi
こんにちは、oyumiです。
前回は仕事によるストレスでオーバードーズ(薬の過剰摂取)をしてしまったところまで描きました。
今回はその後の経緯を描きたいと思います。
そもそも大量に薬を飲むとどういう影響が出るかをよくわからずに実行してしまった自分。
自殺の手段の1つとして知られていることはわかっていたし、死にたい気持ちもあったけれど、でもオーバードーズで死ぬつもりはなかったのです。
「ちょっとした現実逃避」のつもりだったこの行為がきっかけで、私はもっと苦しむこととなりました・・・。
鬱病から双極性障がいに!「ちょっとした現実逃避」のつもりだったオーバードーズを引き金に変わっていった自分
漫画の最後、薬剤師に体調を聞かれて、私がハイテンションで「元気です!!!」と答えた光景は今でもよく覚えています。
余談ですが、その後私は帰宅するために駅へ向かう際、スキップしながら公衆トイレへ入りました。しかしそこは男子トイレ!躁状態で間違えて入ってしまったのです。その時私は楽しそうに「間違えちゃったー!あははー!!」と飛び出します。これの体験もよく覚えています。
とにかく常に脳内ハッピーな状態で、何があってもニコニコとしていたんです。
躁状態と鬱状態があまりに極端に差がありすぎる、それが双極性障がいという病気です。
次回では私が躁転した後の状態についてもっと描いていきます。
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ライター oyumi
(名前 oyumi)1993年3月26日生まれ。高校1年生の時にうつ病になり、一時治ったもののその3年後に躁転し、双極性障害を発病。今はこうして時たま漫画やライターのお仕事を頂いてやらしてもらっています。
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- 【連載第2話】ある日突然スイッチが切れた。仕事が決まり自立できると思った矢先におきた”オーバードーズ” ~oyumi19歳の自立奮闘記!~
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