発達障がいの私がデートでやっちゃうとNGな行動5つ!
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ライター:Media116編集部
みなさんこんにちは!Media116編集部です。
最近、恋してますか?今回は発達障がいの方がデートでやっちゃうとNGな行動についてお伝えします。
「今度片思いの人とデートすることになってるんだけど…」という方にも、「予定はないけど知っておきたい」という方にも是非読んで頂きたいです!
【NG行動その1】自分の話ばかり話し過ぎる
気を付けていないと、無意識に自分の話ばかりを話してしまう事ってありますよね。
デートも人と人とのコミュニケーションなので、「会話のキャッチボール」を意識することが重要です。
こちらの球を豪速球で休みなく投げ続けたら、相手も球を投げ返すスキもなく困ってしまいますよね。
「話したいことを話す」のではなく、相手も興味がありそうな共通の話題やその場にふさわしい会話を「提供」していくことが大切です。
そして、「よく相手の話に耳を傾けること」も同じくらい大事です。
相手が話をしてくれたことに対して「へぇー、そうなんだ」で終わるのではなく、投げられた球を拾いにいくのです。その球がどんなに遠くに飛んでも、全く見当違いな方向に飛んでも、追いかけてキャッチして投げ返すのです。その返答が
「へぇー…それって面白そうだね!」
でも、
「そうなんだ!知らなかった!もっと詳しく教えてよ」
でもなんでもいいのです。
相手の話すことに興味を持つ姿勢が大事なのです。
【NG行動その2】自分本位で物事を考える
「自分はこれがしたいから、いいよね」「自分はこう思ってるから、そうしよう」はNG!
「相手の気持ちや状況に寄り添って考える」ということが大切です。
相手は今どう感じているか?何がしたいか?何を話したいか?よく考えてみて、わからなければ直接聞いてみましょう。
相手の視点を持たずに自分勝手な行動をすることによって失敗をしてしまう、というのは障がいの有無に関係なく恋愛の「あるある」です。
楽しいデートは相手にも楽しんでもらってこそ初めて成立するものです。
相手ばかりを優先する、という事ではありませんが、特に初めてのデートでは、相手に楽しんでもらうよう慮ることが大事です。
【NG行動その3】自分のこだわりを押し付ける
自分の中で強くこだわりを持っていることがあるかもしれません。
しかし、自分は自分。
相手にとってはそのこだわりがスタンダードではないことがほとんどです。
自分とは違う相手の趣味なども受け入れる、話を聞く姿勢を持つということが他者と一緒に時間を過ごしていく上でとても大切です。
特に初めてのデートで自分のこだわりや価値観を押し付けてしまうと、相手はびっくりして引いてしまいます。
こだわりや価値観は、お付き合いをしていく中でだんだんと理解していってもらえれば良いのです。
【NG行動その4】視線や表情でのコミュニケーションが固い
「相手の目を見て話すことが苦手…」
デートではドキドキも緊張もあって、更にその特徴が加速してしまうかもしれません。しかし、意識的に相手の目をしっかりと見ることを心がけてみてください。
目を見てきちんとコミュニケーションをとると、相手により誠実さが伝わります。
また、表情を豊かにすることや、身振り手振りで楽しさを相手に伝えるということもできるといいですね。話すことにばかりに意識が向いてしまい、無表情になってしまったり…という経験はありませんか?
表情は相手に気持ちを伝えるための大事なツールです。
相手と一緒にいる時間を楽しんでいるという気持ちを十分に発信できるように、視線ひとつ、表情ひとつにも気を配っていきましょう。
もちろん、無理はしない程度に!
【NG行動その5】デート感を優先しすぎて無理に苦手な場所やシチュエーションを選んでしまう
これは案外やってしまいがちな落とし穴かもしれません。
デートでは自分が苦手な場所やシチュエーションは選ばないことが鉄則です。
例えば「デートはテーマパークにしたいが、自分は人混みの中ではイライラしてしまう」という場合、デートのシチュエーション的にはテーマパークは良いでしょう。しかし、人混みやアトラクションに乗るための長い行列、常に騒がしい園内…知らず知らずのうちにストレスが溜って、イライラしてしまっては楽しいデートが台無しですね。
ポイントなのは、自分はどんな環境が苦手なのか?をきちんと理解した上で、自分が最大限ストレスフリーでいられる場所やシチュエーションを相手に相談してみることです。
「人混みが苦手だから、公園か美術館デートなんてどう?」
というように、自分の希望にあわせて選択肢を相手に与えて、選んでもらえばお互い納得したデートができるでしょう。「一緒にいて楽しめる」ことが一番のデートの目的ですので。
今回紹介したNG行動は、「全て絶対にしてはいけない!」と思いすぎなくても良いです。できるところからはじめてみましょう。いつもよりちょっと相手のことを思いやって、楽しいデートにしましょう!
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