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分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」がモスにやってきた!

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ライター:Media116編集部

こんにちはmedia116編集部です。
暑い日が続きますね。今年の夏は「ソーシャルディスタンス」「スティホーム」いつもとは違う夏の過ごし方になっているのではないでしょうか。働き方も、変わりつつある2020。今回、こんな働き方をご紹介します。

知っていますか「モスバーガー」

皆さんも一度は食べたことがある、もしくはあのメニューが大好物!なんてユーザーもいるかもしれませんね。
MOSとはMOUNTAIN(山)OCEAN(海) SUN(太陽)の頭文字です。
「モスバーガー」は“日本で生まれ、日本の味を大切にする”ハンバーガー専門店として1972年にオープンしました。
あのモスライスバーガーが発売されたのは1987年、現在は全国に総店舗数1275店舗を展開しています。(2020年7月末現在)

分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用した「ゆっくりレジ」がモスバーガーに!

3つの大きなポイント!!
● withコロナ時代に対応した新しいリモートレジ。
● 人手不足の解消に対応するための実証実験。
● 外出困難な身体に障がいのある方を起用。

お仕事している分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」に会いにいこう

パイロットが勤務しているモスバーガー大崎店へ、「OriHime(オリヒメ)」を連れて行きました。今回、media116編集部に同行しパイロットとなったのは、横浜市在住の先天性ミオパチーという難病。人工呼吸器・移動はストレッチャーの7歳のゆりなちゃん。
初めての外食、初めてのファーストフード、初めての一人での注文。
さて、どうなることやら・・・・
※パイロット:OriHime を分身としてリモートで会話や動作を行う人のことです。

いらっしゃいませー!!

パイロットの店員さんが手をパタパタして迎えてくれました。ふむふむ、商品の説明も完璧です。
すごい!!対応してくれたのは大阪在住のパイロットネーム:ヒロトさん。
ゆっくりレジで注文します。レジに「OriHime(オリヒメ)」を2台設置。1台はレジカウンター、もう1台は車椅子の利用者や子供が使いやすい高さに設置、この設計は車いすユーザーにはとても嬉しい配慮です。いつもメニューが見づらくて慌ててしまうことが多々あるんですよね。来店客によって対応の「OriHime(オリヒメ)」を切り替えています。平日 14時~18時の間、2名のパイロットが、大阪府、兵庫県から交代で「OriHime(オリヒメ)」をそれぞれ遠隔操作し、来店者からの注文を受けます。

お支払いはこちらで

注文を済ませたらレジでお会計です。現時点では注文までがパイロットの役割で決済は有人レジで行います。今回は電子マネーで決済しました。お席はこちらです。店内は広々しています。



お待たせしました!

待ちに待った商品が届きました!!編集部と一緒に来た、パイロットのゆりなちゃん満足そうです。今回は、「ワイワイナゲットセット」にしました、お目当てはおまけの玩具!こんな画像が届きました、お家で「モス体験していまーす!」
「OriHime(オリヒメ)」によって、外出困難でもたくさんの世界観が広がりそうですよね!
もちろん、このように就労まで可能になるのです。

モスバーガーHP

https://www.mos.jp/

なぜ「OriHimeパイロット?」

モスバーガーでは2018年11月にセミセルフレジ、2019年12月よりセルフレジを一部店舗で導入し、人手不足の解消への対応を進めてきました。しかしセルフレジは無機質で味気ないと感じる人もおり、モスバーガーらしいホスピタリティの形を追求し、テクノロジーを活用しながら人間味のある接客を追求し続けています。
そして今回期間限定ではありますが、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用した「ゆっくりレジ」の実験導入となりました。

誰かから認められ、必要とされる喜び

MOSバーガーの店員としてお仕事をした、まやさん・ヒロトさんからコメントをいただきました。
● まやさんのコメント
OriHime(オリヒメ)を通して研修を受けました。分身ロボットカフェ以外の研修は初めてで、私の友達は高校や大学生の時にバイトをしてこのように社会経験を積んでいたのかな。と考えると、憧れていたバイトができ、あの頃の友達と同じ経験を味わえてる嬉しさを感じました。実際に働いてみると、普段は家族かヘルパーさんとしか会話をしない私が1日に何人ものお客様と出会って話すことができ、私とのお喋りが楽しかったからと何度も来てくださるお客様がいたり、モスのスタッフさんが接客が上手になったと褒めてくださったりして、家族以外の誰かから認められ、必要とされる喜びを味わえる毎日でとても充実しています。

● ヒロトさんのコメント
ゆっくりレジを7月27日からスタートして何よりもお客さんの反応が嬉しかったです。以前からOriHime(オリヒメ)を知ってくださっている方には、「OriHime(オリヒメ)が店員さんとして働いているのは嬉しい、すごい!」と言っていただき、OriHime(オリヒメ)を知らずに来てくださった方には、「遠隔で接客ができるのはすごい!時間をかけて相談しながら注文を一緒に考えてもらえるが嬉しい。」と言ってもらえたのが、パイロットとしても嬉しかったです。 研修中や実際に接客をさせていただいている時はわかりやすいように言葉を言い換えたりどういう商品がおすすめかを考えたり工夫をしながらレジを担当しました。

AIとはまた違う温かさを感じました

OriHime(オリヒメ)が同僚となり、一緒に働いている従業員の方にも感想をQ&Aの形で伺ってみました。
● OriHime(オリヒメ)と働いてみて、どんな印象をもちましたか
OriHime(オリヒメ)はロボットですが、その場に人がいるような動きや反応をしてくれてAIとはまた違う温かさを感じました。

● このような難病や外出困難な人たちが働ける環境についてOriHime(オリヒメ)と実際に働いてみて、考え方はかわりましたか。
人の多様な強みを、ビジネスとして活かすためにシステムや環境整備が必要なのだと考えるようになりました。また、企業として難病や外出困難な人たちの雇用創生と環境整備に取り組むとともに、積極的に発信をしていく意義を深く感じました。課題はまだまだ多くありますが、「遠隔操作で働く」ことへの可能性を感じました。

オリィ研究所 HP

https://orylab.com/

まとめ

これまで、様々な場所で「OriHime(オリヒメ)」を見て、体験してきましたが民間企業、しかも飲食店でパイロットが接客なんて、すごい!とこちらが「ドキドキ」しちゃいました。
体験された来店者の方にお話を伺ったところ
「以前から「「OriHime(オリヒメ)」の存在は知っていたが、ふらっとお店にきて接客してもらえるのは不思議な感じです。」と話してくれました。
今回の実証実験の結果を踏まえ、将来的には「OriHime(オリヒメ)」により注文から決済までを完結できる機能の実現を目指しているとのこと、今後が楽しみですね!!

★コロナウイルス感染予防対策について★
media116ではソーシャルディスタンスを保ち、取材の際には検温・消毒・フェイスシールド着用しています。
通常時・移動中はマスクの着用。
フェイスシールド提供元:J-Workout株式会社

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ライター Media116編集部

障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

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