障がい理解に渡したい!就転職のお役立ちツール・発達障がいの「特性リスト」を使ってみよう

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障がい理解に渡したい!就転職のお役立ちツール・発達障がいの「特性リスト」を使ってみよう

ライター:発達障がいの方向けサービス LinkBe(リンクビー)

皆さん、こんにちは。発達障がいの方専門の就労移行支援「LinkBe大阪」スタッフの黒木です。

就職・転職活動をされている発達障がいの方から、「障がいのことを理解してもらえない」「配慮してほしいことがうまく伝わらない」といった相談を持ち掛けられることがしばしばあります。

発達障がいとひと口に言っても、アスペルガー症候群、ADHD、学習障がい、自閉症スペクトラム症、広汎性発達障がいなど、様々な診断名がありますし、同じ診断名でもどんな場面で障がいの特性が出るのかは、人によって異なります。

ですから、企業の方も「発達障がいってよくわからない」「どう配慮すればいいの?」と困ってしまうケースが多いのです。

このような発達障がいの方の悩みも、受け入れる企業の懸念も、解決できるものがあったら便利だと思いませんか?今回は、そんなお役立ちツール「特性リスト」をご紹介します。

自分の発達障がいの特性が、ひと目でわかる!

「特性リスト」は、次のような項目で成り立っています。



●自分の発達障がいの特性
例)想像することが苦手で、言外の情報を想像して把握することが苦手な面があります。

●自分自身が行う、発達障がいの特性への対処
例)業務の指示をいただいたら、わからないことがないか考え、質問をして、認識にズレがないようにします。

●企業側に求める発達障がいへの配慮
例)極力、具体的な指示をお願いできれば幸いです。また、業務の内容に関して質問をさせていただくことをご了承ください。

<特性シートの作り方>
それぞれの項目は、例えば「〝あれを取って″と言われても何のことかわからない」など、日々の生活や仕事の中での具体的なエピソードから、整理していきます。自分の障がいの特性をきちんと理解している人は多くないのですが、このように過去の経験などをもとに考えていくことで、特性が少しずつ言語化されていきます。



企業側にとっては、その人にすべき配慮が具体的にわかり、採用の判断がしやすくなりますし、「特性リスト」を持参することで「就職意欲」や「障がいの自己理解」をアピールすることもできます

就職後も社員の間で「特性リスト」を共有してもらえば、毎度の説明がいらなくなるという利点もあります。

また、企業側に求める配慮だけでなく、その特性に対してどう対処するのかを自分自身で考えて明記するのもポイント。「この対処さえきちんとできれば、仕事ができる」と就職への自信を持てるようにもなるのです。

自分の人生を、前向きに捉えるきっかけにも

「特性リスト」は就職の面で大きな効果を発揮しますが、実は、自分自身にとっても意義のあるツールになるでしょう。

発達障がいの方の多くは、叱られたり、注意されたりした経験が人よりも多いと感じていて、

「自分はダメな人間だ」
「何をやってもうまくいかない」

と自信を失くしている人も少なくありません。その経験の背景には、発達障がいの特性が影響しているのですが、それに気づいていない人も多いのです

しかし、この「特性リスト」を作成して自分の障がいの特性を理解すれば、これまでの苦い経験には障がいが関係していることがわかり、気持ちが楽になります

また、どんな時に自分はどう振る舞えばいいのか、どう行動すればいいのかが文章化されていますから、仕事の面でも、プライベートの面でも人との付き合いに自信が持て、前向きに人生を歩むきっかけにもなるのです。

リストを自分で作るのが難しい人は、就労移行支援事業所や障がい者就業・生活支援センター、発達障害者支援センターなどの第三者機関に協力してもらうのも一つの手。まずは気軽に相談してみましょう。

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発達障がいの方向けサービス LinkBe(リンクビー)

ライター 発達障がいの方向けサービス LinkBe(リンクビー)

発達障がいの方向けの就職支援サービス。発達障がいがある方一人ひとりの強みや特性を活かした就労をサポートしてきた経験を活かし、発達障がいに関する情報を発信していきます。

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