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電車内や買い物中・・・出先で具合が悪くなった時はココへ駆け込め! 【漫画家oyumiの発病体験記】

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ライター:oyumi

こんにちは、oyumiです。

突然ですが皆さんは、出先で急に具合が悪くなってしまったり、あるいはパニック発作的症状が起きてしまったことはありますか?
私はもともと双極性障害を患ったことで通院が始まりましたが、歳を重ねるごとに加齢のせいか別の症状が出てくるようになりまして、近頃ではパニック障害に悩まされています。(あとは単純に人一倍疲れやすくなりました)

私の場合、仕事や個人的な用事で何かと東京へ出ることが多いのですが、例えばこんな急なトラブルが起きます。

■電車内や狭い場所など・・・ 突如具合が悪くなる恐怖

電車に乗ってる最中突然原因不明の動悸・吐き気・吐き気による不安感(嘔吐恐怖のため)に襲われたり、小さな舞台ホールや映画館の中に入って、舞台・上映が始まった途端「安易に外に出られない!」という不安から、動悸・吐き気に襲われたり、連続して人と会ったり長時間の用事を済ませたあと、どっと疲れが出て動悸・吐き気・小刻みな震えに襲われたり…

閉鎖空間で体調が悪くなる女性

だいたい悪い予感を感じてから上記の症状が出るので、ある程度の心構えをすることで最悪の事態は免れるのですが(嘔吐したり救急車を呼ぶ羽目になったりなど)、それでも「これはこのままだと本格的に無理だ」という時もまれにあります。

例えば頓服を忘れただとか、あっても足りなかっただとか。そんな時は、せめて横にさえなればなんとかなります。もちろん私の場合ですが…

■駅構内・電車の中で体調不良になった場合

電車内で体調が悪くなるという人は、そう珍しくはないでしょう。幸いなことに、ある程度大きな街の駅なら救護室がある確率は高いです。駅員さんに声をかけ「横になれる場所がないか」と訪ねれば、車椅子で運んでくれます。

駅員に体調不良を訴える女性

ただし、救護室や横になれる部屋が設備されていない駅もあります。また設備されていても、券売機がある事務室の場合は作業の都合上(現金の取り扱いがあるため)時間帯によっては断られることもあります。

ただ、声をかけて「大丈夫ですか」と言ってもらえるだけでも安心して気分が少し落ち着くこともあります。

我慢できなくなって倒れてしまったり、またはトイレに間に合わず嘔吐してしまうくらいなら、勇気を振り絞って「具合が悪いので休ませてください」とお願いしたほうが、人に迷惑はかからないでしょう。(私は悪化すると人様に多大な迷惑をかけることを自分でわかっているので…)

■買い物中に体調不良になった場合

どこでも、というわけにはいきませんが…例えば大きな商業施設。百貨店やデパートなんかで突然具合が悪くなってしまったなんていうケースも無くはないでしょう。私は先日ありました。新宿の高島屋さんにてお世話になりました。(大変ご迷惑おかけしました)

新宿駅まで歩くか、歩くのを諦めてダメ元でサービスカウンターのお姉さんに聞いてみるか、迷った挙句後者を選びました。

デパートで体調不良を訴える女性

こちらも駅の救護室と同じように、病人が出ることを予測して用意されているわけではないので、そう何度も利用していいものではないでしょうから、ピンチの時にだけ利用することをオススメします。

■街中で体調不良になった場合

駅も遠く大きな建物も近くに無い場合。そんな時は、ネットカフェ・カラオケ・ホテルが便利です。

最近ではカプセルホテルや普通のビジネスホテルでも、「お昼寝タイム」というものが導入されるようになってきました。(場所は限られると思いますので事前に調べてみてみましょう)
例えば、こちらの神田ニューセントラルホテルさんでは、AM10:00~PM4:00の間を2415円から利用することができます。

歩いている女性

個室ですのでより安心してリラックスもできるので、あらかじめ疲れがたまると症状が出やすいことがわかっているような人は、事前に予約しておくのもいいかもしれません。


さて、ピンチな時に安静になれる場所をざっと紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
先ほどの高島屋さんでは、最初にベンチで私は休んでいたのですが、私と同じく精神的なもので体調を崩されている女の子がちょうどその時にも目の前にいました。

その子はカバンにヘルプマークをつけ、連れ添いの男性に「最悪救急車を呼ぶかも…」と呟いており、大変苦しそうにしていましたが、しばらくして自宅で休むということで帰ってゆきました。

都会は人混みもすごいですし、騒音も何かとあって目もチカチカするのでとにかくメンタルが弱い私みたいな人にはキツイところです。

「困ったら救護室で休め」ということではなく、「休める場所はどこにでもある!」ということがわかるだけでも不安が取れて少しは気が楽になるかもしれないと思い、今回このような記事を書いてみました。

もちろん頓服で済ませられればそれが一番いいですが、それだけじゃダメな時も多々ありますからね。きちんと治療をしていても別の症状が出てきてしまうこともあります。

みなさん体調管理とともに心の管理も忘れずに。

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ライター oyumi

(名前 oyumi)1993年3月26日生まれ。高校1年生の時にうつ病になり、一時治ったもののその3年後に躁転し、双極性障害を発病。今はこうして時たま漫画やライターのお仕事を頂いてやらしてもらっています。

ブログ
公式HP
http://vaginally.hateblo.jp/

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