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洋服を変えれば、誰でもポジティブに! チャリティブランド「#LOOKUP」を立ち上げたカリスマバイヤーMBさんにインタビュー

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ライター:Media116編集部

「誰でも、今すぐにでも、簡単に、おしゃれになれる」。本当にそんな方法があるとしたら、知りたくなりませんか? コーディネートや洋服選びには正解があって、その正解を導き出す方法を「知る」だけで誰でもおしゃれになれて、センスもお金も必要ない。そう言い切るのは、現役メンズファッションバイヤーのMB(エムビー)さんです。

MBさんは、自身が運営するサイト「KnowerMag -ノウアーマグ-」の月間PVが100万以上。有料メルマガの会員数も国内トップクラス。関連書籍の売り上げは累計100万部を突破している、まさにメンズファッションにおけるカリスマアドバイザーと呼べる存在です。

そんなMBさんがこの秋、新しいファッションブランド「#LOOKUP」を立ち上げました。このブランドは、売り上げの全てが寄付されるというチャリティブランドです。そこで今回、MBさんにブランド誕生の背景や、そこに込められた思いについて話をうかがいました。

すべてのネガティビティー、マイノリティーと呼ばれる人たちのために

「ファッションで見た目を変えるのは、誰にでもすぐできることです。ご自身の外見に対してネガティブなイメージを持っている方でも、おしゃれの正解さえ知っていれば、洋服でポジティブを作るのは1分でできること。ネガティブなことは克服するとポジティブに変わります。やらない理由がないんです。僕自身、洋服で苦労してオシャレになれたからこそ、その方法を伝えていく責任があると思っているんです。」

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MBさんは、自身の配信するメルマガ読者との日々のやり取りを通して、読者の中に、うつ病など精神疾患の方が少なくないことを知ったと言います。

「メルマガ読者の方から『うつで引きこもっていたけれど、おしゃれになった自分の姿を鏡で見たのをきっかけに、外に出られるようになった』とか、『治ることはないけれど、改善が進んだ』といった内容のメールをいただくことが多いんですよ。

実は僕自身、中学2年生の頃にパニック障害を経験しています。当時、父の経営していた会社が倒産したことで、それまでの裕福な生活が一変し、極貧になったことによる精神的なストレスを抱えたことが要因でした。幸い、合う薬が見つかり症状は落ち着きましたが、大学時代に再発。いまだに映画館には行けないし、美容室も苦手、バスも苦手。ほとんどの移動は自分の車を使っているんです。

それに、僕自身昔はおしゃれとはほど遠い存在で、自分に自信も持てず、ネガティブで引きこもっていた経験もあります。だから精神疾患を持つ人や、ネガティブな感情を抱きがちな人の気持ちが当事者として理解できるし、それを克服した自分自身の経験を発信したいと考えるようになったのが、サイトやメルマガを始めた理由です」。

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さらに、セクシャルマイノリティであるLGBTの友人知人がいること、父親がALSという難病を罹患したことなど、メルマガ読者の方たちだけではなく、マイノリティーと呼ばれる人たちが身近なところに存在していていることに気づきます。

「そういう人たちがたくさんいるのに、何もしないのはおかしいと考えるようになりました。自分に何ができるだろうか、自分だからできることは何かを考えた結果、あらゆるネガティビテイー、マイノリティーの方たちために全ての収益を寄付するチャリティブランドを立ち上げることにしたんです」

そうして立ち上げたのが「#LOOKUP」。上を向く、(調子が)上向きになるといった意味を持つ言葉をブランド名に選んだ。頭につけた「#(ハッシュタグ)」には、この言葉がブランド名だけにとどまらず、拡散されることで、誰もが前向きになれるきっかけになれたら、という願いも込められている。

「おかげさまで書籍の売り上げ累計が100万部を突破し、自分の影響力が少なからず実感できるようになりましたが、まだまだ想いを届けられていない人たちはたくさんいます。チャリティーで得た収益を全額寄付するだけでは限界があるけれど、知るだけでちょっと元気が与えられるような力を持つ言葉「#LOOKUP」をブランド名にすることで、この言葉を思い出して少しでも元気になってもらえるんじゃないかと考えました。頭にハッシュタグをつけることでSNSなどを通して言葉そのものが拡散され、より多くの人に伝わっていって欲しいと思っています」。

上を向くことで涙は止まる。空を見上げることで、心が少しでも前向きになれるように…。難病を抱える父の見舞いのため、実家のある新潟へ車を走らせている時にふと浮かんだ言葉なのだそう。

自分が克服できたことでなら、誰かを助けられる

今でこそ、おしゃれのノウハウを伝授することで絶大な支持を得ているMBさんですが、「昔はダサくて洋服で苦労したことがある」のだとか。

「10代の頃、アパレルショップの店員さんにバカにされた経験もあるんですよ。でも、兄がおしゃれだったので、兄に選んでもらった服を着て出かけたら、みんなの見る目や反応が明らかに変わったんです。それが、着る服で人は変われるんだと悟った最初の体験ですね。外見は内面と繋がっていて、外見だけを変えるのって、実はすごく簡単なことですから」

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その後、自身もアパレル業界に身を置く中で培ったノウハウを、「KnowerMag -ノウアーマグ-」のサイト上で積極的に発信するようになったMBさん。

「ネガティブなことは克服するとポジティブに変わります。おしゃれの正解さえ知っていれば、洋服でポジティブを作るのは1分でできること。やらない理由がないんです。僕自身、洋服で苦労してオシャレになれたからこそ、その方法を伝えていく責任があると思っているんです」

MBさんが支持される最大の理由は、常に実践して見せてくれること。「KnowerMag -ノウアーマグ-」のサイト内には、自らモデルとなって具体例を示すMBさんの写真が多数アップされている。ファッションだけではなく、筋トレやAGF治療の経過もサイト上で公開している。その根底にあるのは「誰かを幸せにしたい」という思い。ネガティブを克服できた自らの経験が、誰かのポジティブにつながるように。

気分が高揚するような、着心地がよいものを提案していきたい

「#LOOKUP」の第1弾商品はTシャツ。国産素材を使い、フロントにブランド名のロゴが入ったシンプルなデザインですが、既製品にロゴをプリントするだけの商品も多いなか、こちらはベースとなるボディから制作した完全オリジナル。日頃から洋服を取り扱うMBさんらしいこだわりを感じます。しかも価格帯は、3000円〜4000円に抑えるとのことで、同様のクオリティの商品よりもかなり良心的な価格と言えます。「商社や縫製工場が間に入らないのでコストを抑えられるんですよ」とMBさん。体のラインを程よく包み込むリラックスシルエットで、白、黒、オレンジの3色展開。サイズはレディースのF、メンズはS、M、L、XLが揃います。

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同時リリースとなる第2弾は、オン・オフどちらでも使えるシンプルな白いシャツ。身体障がいによって上半身が自由に動かせない人でも脱ぎ着しやすいように工夫された、コンセプチュアルな商品となっています。最大の特徴は、ボタンが一切なく、フロントや袖口はベルクロ(マジックテープ)になっていること。手で押さえるだけで着られるのと同時に、比翼仕立てでスッキリ上品に見せてくれます。しかも、袖を通しやすいよう意識しながら、身幅はゆったりなのにダボダボにならない計算し尽くされたデザインとなっています。

「車椅子の方のお話を聞いていると、服装はつい楽な服装を選びがちで、就職活動や面接にもジャージを着て行ってしまう人も多いと聞きました」とMBさん。素材にはツヤがあり、シワにもなりにくいものを厳選。こちらも通常なら2万円前後してもおかしくない商品を、1万円程度で販売する予定です。

MBさんはこの商品を開発するにあたり、「障がい者のために作られた洋服よりも、普通の人が着たいと思うもので、障がいを持つ人たちも着られる洋服の方が喜ばれるのではないか」と考えたそう。「襟の大きさもトレンドの小さめサイズとなっています」とMBさん。こちらはS,Mの3サイズ展開。素材はコットンをメインに、3%のウレタンを含ませることでストレッチを効かせています。

見た目はもちろん、素材や値段、着心地の良さも追求した「#LOOKUP」の商品は、インターネット注文での取り扱いがスタート。公式サイトからの購入が可能です。ただいま作成中とのことで、販売開始が待ち遠しいですね。MBさんに今後の展開について尋ねると、「ジャケットなどのアウターも手がけたいですね。単なるチャリティーアイテムだと売る意味はなくて、デザイン性とクオリティが高いものを作るからこそ注目度も上がり、当事者のみなさんにも届けられると思っています」と話してくれました。

MBさんの運営するサイトKnowerMag -ノウアーマグ-
#LOOKUP公式サイト

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障がいのある方のためのライフスタイルメディアMedia116の編集部。障がいのある方の日常に関わるさまざまなジャンルの情報を分かりやすく発信していきます。

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