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うつになった私が伝えたい「感情を認めること」の大切さ

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ライター:わに

みなさんこんにちは!ゼネラルパートナーズでライターをしているわにです。私はてんかんとそれに付随する器質性気分障がいがあります。今回は私が一般枠で働いていた時にうつ病になった話をしたいと思います。その時メンタルを崩さないためにはどうすればよかったのか?今振り返ると、こんなことを思うのです…。

自分の感情に嘘をついた結果、うつ病を発症

以前私はこちらの記事を書きました。「転職は恥でもなければ役に立つ~「逃げ」と言われない転職を~」私が1社目で経験した転職までの道のりのお話です。

始発から終電までのサービス残業、上司からの際限のないパワハラ…。私は新卒で入った会社を1年半で辞めることとなりました。
パワハラ
極限状態の日々が続く中で、ある日プツンと何かが切れて、気づいたらパソコンをゴミ箱に捨てていました。そして部長の怒声をBGMに27階から階段で走り去ったのです。

やっとの思いで脱獄した時、私は「うつ病」と診断されたのでした。

在籍中、周囲から心配をされても私は常に笑っていました。「平気平気!この間なんかアポの時間私にだけ教えて貰えてなくてさ~全速力で走って行ったら終わってたよねwww」と茶化していたのです。周囲から見たら痛々しかったでしょう。でも周りに心配をかけたくない。弱い自分を見せたくない。心配をされることでみじめな自分を認めたくない。自分のメンタルを守るためには自分の感情に嘘をつくことが最良だと思っていたのです。

頭を抱える女性

人を頼ること、助けを求めることは恥ではない

極限状態真っただ中の時、同期と2人で飲む機会がありました。私が酷いパワハラを受けていることは他部署にも知れ渡っていました。それを心配した彼は「メンタルがやられてるんじゃないか?」そう聞きました。私は例のごとく茶化し、笑いました。すると柔らかかった彼の表情が一変したのです。

「辛いのになんで笑ってるんだ」

私はただただ目ん玉を丸くするだけで、言葉が出ませんでした。「まあ、みんな1年目は辛いよな~」という返事で終わると思っていたので、まさか叱られるなどとは思っていなかったのです。

「辛いなら辛いと言え。自分の感情を誤魔化すな。」

その時やっと、私は見たくない現実から目を背けるために自分の感情に嘘をついて、誤魔化してきたのだとわかったのです。「周りを心配させたくない」「弱い自分を見せたくない」「みじめな自分を認めたくない」今思うと「たったそれだけ」の理由で、かけがえのない自分のメンタルを自分で壊していたことに気づいたのです。そしてそれがのちにうつ病を発症する原因となることにも。

「辛い、助けて」

太陽にのばす手

その言葉が出た時、私は顔面崩壊しながら泣きじゃくっていました。

人に頼ること、助けを求めること、それはなんら恥ずかしいことではなかったのです。私はそれができなかったことで自分を追い詰め、結果、うつ病と診断されるまでに至っていました。しかし今ならわかります。「大丈夫?」そう声がけをしてくれていた周りの人達は皆、私に手を差し伸べてくれていたのだと。そして私はそれに気づかなかったために、メンタルを病む結果になったのだと。

感情を言葉に出すことは自分を守ること

辛いなら辛いと言う。悲しいなら悲しいと言う。自分の感情を言葉にだすことは、自分のメンタルを守るための大切な要素のひとつです。言葉にするのが難しければ、書き出してみるのも良いでしょう。自分の感情を外に出し認めるということは難しいことですが、自分の防御策でもあるのです。

そして、人を頼ること、助けを求めること。「こんなこと相談したら重いと思われるかも…」「迷惑になるかも」そう考えて遠慮してしまうかもしれません。きっと、今は好意に甘えてもいい。そして相手が大変な時に助けになってあげられたら良いのだと私は思うのです。何事も「お互い様」なのです。

また、その場所はリアルの友達でなくとも、SNSのようなインターネット上で繋がりのある人でも、もちろんカウンセリングのような医療機関を利用しても良いと思います。

今、辛い、不安、苦しい、そんな気持ちを持っている方がいるならば、一度声をあげてみてください。簡単にはできないかもしれませんが、どんな小さな声だったとしても受け止めてくれる人はきっといるでしょう。そして良く周りを見渡してみてください。小さなサインかもしれませんが、手を差し伸べてくれている人がいるかもしれません。あなたの言葉が、誰かに届きますように。

花束を持つ女性

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わに

ライター わに

17歳の時に側頭葉てんかんを発症、精神障害者手帳2級の障がい者。 酸いも甘いも経験してきた熟れ時アラサー女子。 「全力で働き全力で遊ぶ」がモットー。 誰彼構わず噛みつき周囲をヒヤつかせるため「わに」。 過激な記事を投稿しようとし編集長に止められるのが日課。

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