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特性上苦手なことは、任せられる相棒を見つけるべし

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ライター:森あおい

みなさん、こんにちは。発達障がいのある森あおいです。前回の記事で、生き辛さを克服するため「自立とは依存先を増やすこと」という内容に基づいた3つのライフハックを紹介しました。今回は、3つ目の「便利なツールを利用する」編。自分にあってる・気になると思ったら、ぜひ生活に取り入れてみてください。

発達障がいの特性の中で、生活上困っているのは大きく3つ

発達障がいの特性の中でも、私が生活上困っているのは大きく3つ。
①気が散りやすく忘れっぽいこと
②過集中モードになって食事や睡眠を忘れたり、体力の使い方が苦手なこと
③聴覚が過敏で人混みが苦手、環境音によって集中が疎外されたり疲れやすくなること

明確に障がいと診断されてなくても、同様のことに困っている方は多いかもしれません。私はこれらの困り具合を軽減するために、相棒となる便利なツールを探してきました。その中でも特におすすめなものを3つ紹介!

推しタスク管理アプリ・trelloでやることを整理

頭の中で予定を整理するのが苦手な私。作業途中に優先順位が分からず気が散ったり、忘れたりするのを減らすために、1日の始まりと終わりにタスクを確認・整理する時間を15分ほど設けています。(作業途中にやるとなあなあになりがちなので、時間を設けることがかなり大事)
おすすめのタスク管理アプリはtrello。私にとっての利点は
●視認性が高い
●操作が簡単
●タスクにメモ・期限を書き込める
(画像はパソコンver・スマホアプリもあります)
このサービスの良いところは、視認性が高く、操作が簡単でありながら、
タスクにメモや期限を書き込めるところ。
私は下記の5つのリストを作成しています。
①するべきこと
②絶対今日やること
③作業中
④完了
⑤今週完了

カードはリスト間で自由に動かすことが可能。プライベートも仕事も全部まとめて、頭の中の全てを書き出し、優先順位づけにフォーカスしたリストです。

タスクに取り組む際に「作業中」にわざわざ振り分けることで、
「これを今からするんだ!」と自分に言い聞かせ、集中できるような気がします。そして自分を褒めるために、完了したタスクも記録。
今週はこれだけ頑張ったと金曜の夜に振り返り、アーカイブ(画面上から削除)します。
タスク管理・todoアプリはtrello以外にもたくさんあるので、うまく使えないなと思ったらまた別のアプリをいれるのをおすすめします。個人的には、紙に書き出すよりもアプリだといつでもどこでも管理しやすい、ただタスクを羅列して出来たら線で消すよりも、カードを移動することで今どの段階なのかが見える化しやすいのがtrelloをおすすめする理由です。

過集中・タスク忘れに!スマートウォッチGarmin vivosmart4

過集中がキャパオーバーすると、突然電源が切れたように人と喋れなくなったり、座り込んだり、寝てしまったりすることがあります。体力管理が苦手で、ゲームみたいに残りHPがわかったらいいのに、と何度も思っていました。
★HP=体力(ゲームなどで使われる専門用語)
そんな私にぴったりだったのが、日々の生活を視覚化して、記録できるスマートウォッチ

「Garmin vivosmart4」

https://www.garmin.co.jp/products/intosports/vivosmart-4-black-r/

防水で時計自体も軽く、一日中つけることができます。基本的な機能としては、歩数・心拍数・睡眠量・移動距離・上昇階数・消費カロリーなどの測定、スマホの通知を受け取ることなども可能。スマホのアプリと連携して、記録を見ることができます。

特におすすめなのが「body battery」と「ストレスレベル」機能。心拍変動からストレスレベルを測定、アクティビティや睡眠データなどから総合的に分析することで、自分の体力をゲームのように0〜100と見える化してくれます。
医学的な根拠はないとされていますが、良い睡眠が取れた翌朝のHPは100までいき、ストレス負荷の高い満員電車ではストレス指数が高いとアラートがなるので、可もなく不可もなく当たっているのではと個人的には満足しています。

また、body batteryが15以下になると寝る、30以下になると外出を控えるまたは仮眠や休憩をとるなど自分なりの指標ができるように。記録を参考に寝る前の行動を見直してみたりと、数値がでることで自分の不調の原因を探す行動に繋がることも推しポイントです。

「#発達系女子 の明るい人生計画 ―ひとりぼっちの発達障害女性、いきなり結婚してみました」の著者である宇樹さんのnoteでこのガジェットのことを知りました。こちらの記事でも便利なツールを紹介されているので気になる方はぜひ読んでみてください!

https://note.com/decinormal/n/n43c18bd693eb?magazine_key=m2c287845e090#jcJy6

聴覚過敏におすすめ!ノイズキャンセリングイヤホン!

昔から工事の音、映画館、ライブの臨場感のある大きな音、打ち上げ花火の音がとにかく苦手でした。発達障がいの人によくある聴覚過敏だと気づいたのは最近のこと。

そこで見つけたのが文具などを扱うキングジムが販売している「デジタル耳栓」です。騒音などのノイズだけをカットして、人の声は聞こえるため、仕事でも聴覚過敏用のイヤホンとして使いやすいのがおすすめポイント。(※人の声も普段よりは軽減されます)

これをつけると電車内の騒音やエアコンの音などが消え、移動中に寝やすくなったり、読書に集中しやすくなります。また、新幹線で移動することが多かった時期に、これをつけているといないとではその日の疲労度がかなり違うこと・環境音から受けているストレスが大きいことを身をもって実感しました。50時間連続使用が可能なため、平日に10時間ずつ使っても1週間に1回充電すれば十分、ケーブルがついて無くしにくいのも嬉しいですね。

キングジム「デジタル耳栓」

https://www.kingjim.co.jp/sp/mm2000/

まとめ

★まとめ
特性上出来ないこと・苦手なことがあるなら、もっと便利なものに依存し、その代わりに脳の空き容量は別のことに使う。これでかなり頭の中が整理されて、楽になります。また、他にも障がい特性上苦手なことがでてくれば、Twitterで#ADHDハック、#アドハドハックなどと調べると、発達障がい当事者が使っている便利なアプリやライフハック法がでてくるので、こちらもおすすめ。自分が取り入れやすいものをトライアンドエラーで見つけていくことが、生きやすくなるための大きな一歩だなと思っています。

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森 あおい

ライター 森あおい

社会人になる直前に発達障がいの診断を受け、障がいに興味を持つように。自らトラブルの波を起こし、その中で溺れそうになりながらなんとか生きてきた人。障がいだけでなく、5人に1人と言われているHSP、生理前の不調であるPMS/PMDDとも向き合う日々。「生き辛さを抱える人の居場所や選択肢をつくりたい」をテーマに執筆活動を行う。

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