【漫画連載】ルーブル美術館は入館料免除
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ライター:ケンイチロー
こんにちは!ケンイチローです。
今回は世界的にも超有名なフランス、パリのルーブル美術館に行った時のエピソードです。
日本語パンフレットがあることも分からず、さらに障がい者割引があることをしったときは驚きました。フランス語ができないし受付の人も日本語は読めないだろうと漫画のような手順で伝えました。日本人でも障がい者は入館料免除です。海外旅行でも障がい者手帳を持って行ってよかったです。海外の人も分かりやすいように英語表記のテプラなど手帳に貼っておくのもいいかもしれません。
台湾旅行でASL(アメリカ手話言語)の「Thank you」を学んでいたおかげで受付の人の手話も分かって良かったです。そして、フランス語でのありがとうの「メルシィ」は事前に覚えていたので、それを予想して口元を見ていたら、まさかの手話でびっくり!嬉しかった!手話が出てくるとは思っていなかったから驚いたけれどほっこりしました。
難聴者やろう者の皆さん、ルーブル美術館ではぜひ聞こえない事をアピールしてみてください。手話の「メルシィ」が見れるかもしれません。
今回でヨーロッパ旅でのエピソードは終わりですがケンイチローの旅はまだまだ続きます。次回はどこに?!乞うご期待!
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ライター ケンイチロー
1984年生まれ。仙台在住。3歳時に両耳難聴が判明してから日本語を習得した。障害者手帳6級の聴覚障がい者。聴力は両耳約70デシベル。口話と手話を使う。現在はイラストなどグラフィックや似顔絵の仕事をしている。外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう。読書や旅が大好き。私の話が読者の役に立てれば嬉しい。
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